国際ロータリー第2790地区ガバナー　櫻木　英一郎

第2790地区第3分区Bガバナー補佐　郭　福男

会　長：守屋　謙一郎

幹　事：時田　清次

例　会：毎週火曜日12時30分点鐘　五井グランドホテル

皆さん今日は。
先ず、インターアクトという名前はインターナショナルアクションという言葉に由来いたします。
1960年にハロルド トーマスRI会長が提唱しました。
かっては14歳からでしたが、今は12歳から18歳の青少年の奉仕のクラブです。
1962年にアメリカのフロリダ州メルボン高校で設立されまして、日本では翌年仙台育英学園高等学校に設立されました。
現在、日本では、色々な統計資料がありますが、550以上のクラブ、世界では 120余りの国、地域に17000以上のクラブ、そして て、39万人以上の仲間が存在しています。
活動内容もインターアクト要覧に規定されていますが、毎年2つの社会奉仕プロジェクトを実地することになっています。
そのうち一つは国際理解親善を推進するものです。インターアクトとは地域社会奉仕と国際理解が活動の柱になります。
活動目標は、指導力と人間としての高潔さ、他者を助け、尊重すること、個人の責任と懸命に努力することの価値、国際理解と親善を推進することなどを学ぶということになっています。
ところで、インターアクトクラブというのは中々世間から理解が得られないことが多いように思えます。よく「インターアクトクラブはボランティアクラブなんでしょう？」と聞きます。
しかし、それは違います。インターアクトクラブは奉仕行為も行いますが、活動目標は次世代を担う若者を育てて行くという事です。
ですから「インターアクトクラブはボランティアもするクラブですよ」という説明をさせてもらっています。
各クラブは大変素晴らしい活動をしていて、ここで一つ一つ上げる時間がありませんので、形式だけもうしますと、ロータリーと同じように例会を致します。
地区レベルの活動では、年次大会もします。そして会長会議や海外研修なども地区単位で行っております。
また、他地区合同活動ということで、近隣の地区が集まって合同プロジェクトをすることもあります。その他、顧問が集まって研修会も行っています。
各地区のロータリーファミリーの協力ということでいいますと、インターアクトは提唱ロータリークラブがあり、そしてロータリー同士は横の繋がりがあります。セミナー、ＩＭ、地区年次大会等色々なものがあるなと思います。
また、ローターアクトも同様に合同行事や地区年次大会があります。
そしてインターアクトも地区年次大会、講習会がありますが、これは地区レベルのはなしです。近年はロータリーがインターアクトを支援し、ローターアクトがインターアクトを支援するということで、一緒に行動することも増えてまいりました。
インターアクトクラブはボランティアクラブという印象が強いところがあり、さらにインターアクトの活動は顧問が大きな影響を与えます。顧問の方がボランティア活動に専念してしまうとインターアクトでは無く、ボランティアクラブになってしまうということがあります。
もう一度インターアクトの活動がどのように規定されているかと申しますと、要覧においては地域奉仕と国際理解の2つが規定されています。それ以外では、要覧では、独自でプロジェクトを設定しても良いが、「奉仕の機械」に関連する項目に関連したプロジェクトを選ぶことを検討してみましようと謳っています。
また、インターアクトの要綱には、最もやりがいがあるプロジェクトは海外のインターアクトと協力して実施するプログラムとの記述がありますが、これは中々日本の場合は島国で、難しいところがあります。
さらに、インターアクトに関する国際ロータリーの方針声明をみますと、ここにはインターアクトクラブのすべての活動、プロジェクトやプログラムは常に国際ロータリーの方針に沿って実地されなければならないと書いてあります。ですからプロジェクトの策定にあたっては指導者がインターアクトのトレンドを知悉している必要があるのですが、実際はそこまで至っていないのではないのかというのが大きな問題ではないかと思います。
ローターアクトに関しては、日本国内にあっては全国研修会があります。そして、ロータリーの世界大会の前会議として、世界ローターアクト会議があります。
最後に、インターアクトがアイデンティティを保つためにも、多様性を保つためにも、世界のインターアクトが一斉に集まって連帯を持てる、そういった場所ができればと思っています。

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