国際ロータリー第2790地区ガバナー　青木　貞雄

第2790地区第3分区Bガバナー補佐　金親　博榮　

会　長：三好　和彦

幹　事：藤田　賢吾

例　会：毎週火曜日12時30分点鐘　五井グランドホテル

４つのテスト卓話（地区）

地区職業奉仕委員会では職業奉仕を難しく考えるのではなく簡単に身近に考えていきませんかという　提案でする。
１．職業奉仕が大事だと思われる方？
２．職業奉仕を理解されている方？
３．職業奉仕説明できる方？
これが職業奉仕の現実になります
ではなぜ職業奉仕が難しく分かりにくいものになってしまったのか考えてみましょう
他の奉仕は目的に対して奉仕するという大変わかりやすくなっています。
国際奉仕クラブ奉仕社会奉仕等々職業奉仕だけ言葉の意味が大変わかりづらい 言葉からすると職業に奉仕するということになります。
職業とすると皆様はさまざまな仕事をしているわけでロータリーとして何をしたらいいか　わかりづらいです。
仕事としてかんがえると労働の対価として見返りを必要とします。
奉仕は労働の対価として見返りを求めないと言う　あいはんしたこととなります。
ではどうすればいいのか全く分からなくなります。
分からなくなったら原点に戻るのが基本だと思います。
道に迷ったら地図を見ます。建築では設計図を確認します。
では今一度職業奉仕の目的を見ることにしょう

職業奉仕の目的は事業及び専門職務の道徳的水準を高め、あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理想を生かしていくことと言われています。

　職業奉仕中の　「事業及び専門職務の道徳的水準を高める」を　考えてみましょう

　いろいろな奉仕団体はありますがそこに所属している人を○○のメンバー　○○の会員と呼ばれます。
　ロータリーではどうでしょうロータリーでは私たちをロータリアンと呼ばれます。
ロータリアンは道徳水準が高く欲得だけではなく各分野でリーダーシップを発揮し周りから尊敬される存在になるための考え方ではないでしょうか
目的がはっきりしたのでこの次は目的を達成する方法手段です。
そこで目標を達成するために　４つのテストを利用することとしました。

そもそも４つのテストは何か
４つのテストでは事業の継続的繁栄はどのようにすればできるのかをロータリアンのみならず一般の職業人にも理解できるように、簡潔かつ的確にまとめたのが４つのテストとされていますがいかがでしょうか
事業を繁栄に導くための４通りの基準ではなく４つまとめたものを　１つの基準としてそのすべてをクリアーになければならない（ＦＯＵR－ＷＡＹ－ＴＥＳＴで複数形ではない）

ロータリーでは４つのテストは基本とされています。
では現実はどうでしょうか１０年、２０年ロータリーをされている方が覚えていないという方が多いのも事実です。
なぜ浸透しないのか少し考えてみした。
　・もうすでにしている当たり前のことだ
　・そんな事をしていたら商売にならない
　・理想は理想現実はそんなもんじゃない等々

４つのテストの内容に確認しました

　 １．真実かどうか
　　嘘いつわりが無いかという意味
　　真実かどうかは人間の心を通じたあいまいな判定であるのでわかりづらい
　　真実を事実と考えると事実かそうでないのかの２者選択の判定になり分かりやすい

２．みんなに公平か
　　公平は平等分配を意味しますともすると利益を平等に分けると考えてしまうが
　　ここではすべての取引先に対し公正かと考えたほうが分かりやすい

３．好意と友情を深めるか
　　仕事の上で好意と友情とは何かと考えると分かりづらい
　　ここではその商取引が店の信用を高めると同時によりよい人間関係を築き上げ
　　取引先を増やせるか問うものです

４．みんなのためになるかどうか
　　売り手だけが儲ったりまた買い手だけが得をするのでは公正な取引とは言えませんすべての取引先が適正な利潤を得るかどうかが問題です

知らないうちに皆様がされている顧客満足度従業員満足度を高めることと同じように思います。
社長がリーダーシップを取り社員の皆さんと共有することで事業の継続的繁栄があるのではないでしょうか。
そしてその結果道徳水準の高い職業となり人の役に立ちます。
そのためにも４つのテストを大事にしていかなければいけないと考えます。

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