点鍾 :田島会長
ソング :手にてつないで
司会 :北島SAA
お客様

会長挨拶
会長挨拶

 先日12日(土) 第3・4グループ合同の会員基盤向上セミナーにオンラインで参加しましたので、報告をさせて頂きます。オンラインでの開催ということもあったせいか、オンラインでの参加者は65名前後と、思ったより参加者が少なかったような気がしました。

前半、第2790地区 地区指導者育成委員 始平堂様(千葉幕張RC所属)より、「DLP・CLP」について講演をいただきました。DLP・CLPとは、何かということを、それらが生まれた背景を含めてわかりやすく説明をしていただきました。
私は、2年前の地区再編問題の時に初めてこの言葉を知りましたので、自分で整理する意味も込めて、講演内容を紹介したいと思います。
DLPとは日本語に訳しますと地区リーダーシッププランといいまして、地区は英語でDistrictといいまして、その頭文字をとりました。DLPは、地区の活性化を図ること目的とし、一方、CLPはクラブリーダーシッププランといいまして、クラブの活性化を図ることを目的としています。DLPとCLPは、互いに連携しあい、ロータリーの活動を活性化させます。具体例を挙げますと、次期クラブ会長・幹事や、次期五大奉仕委員長は地区協議会の出席を義務付けられていたり、地区で得られた情報などをクラブにフィードバックすることなどです。
DLPの目的は、@クラブの支援を迅速かつ適切に行うこと A地区指導者をより多く育成すること B財団プログラムや地区活動への活性化 などがあげられます。ガバナー任務を軽減することが大きな目的です。
また、CLPの目的は@会員基盤を維持、拡大する A地元のニーズを取り上げたプロジェクトを実施し成功させる B寄付、プログラムへの参加を通じてロータリー財団を支える C奉仕できる指導者を育てる です。
講演の後半ですが、千葉幕張RC創立35周年を前に、またも訪れた危機として、次のことをあげていました。コロナの弊害→会員の減少→活動の減少→委員会の停滞→目標の喪失→クラブ自体が存続できるのか?
そこで「クラブ活性化委員会」を設立して、全会員がクラブと向き合う体制づくり、会員の総意で、クラブのあるべき姿を、(RIや地区がいうからやるのではなく)自分たちで決め、作る、育てることに取り組んだとのことです。
一般論としてですが
組織が目的を見失ったり、目標を達成する意欲を失う
前例主義、画一化、リスク回避や変革を嫌う体質
コミュニケーションが不足し機能不全に陥ると
組織の硬直化は静かにやってくる・・・・。
 クラブの中長期計画の重要性を力説していらっしゃいました。

また、後半では第3グループからは、「会員増強と奉仕プロジェクト」と題して、千葉幕張RCと千葉東RCから、第4グループからは、千葉南が奉仕活動について、市原からは会員増強について事例報告がありました。

内容につきましては、例会卓話のなかでお話しさせていただきます。

幹事報告
幹事報告

・次週は地区研修委員会卓話として鵜沢和広ガバナーノミニーをお招きしての例会となります。

会員増強フォーラム 宮田幹事

会員増強フォーラム
「会員増強 成功へのヒント」を考える

[DLPとCLP]
 DLPは地区の活性化計画であり、CLPはクラブの活性化計画。
 それぞれが単独で存在するものではなく、DLPの延長にCLPがあり、CLPの実践はクラブ活力を高めていけものであることから第2790地区においても推奨されている。


[なぜ会員増強なのか]
 ロータリーの役割である「奉仕の理念を社会に広く提唱」するために、それを追求し実践する人材が必要であることから、会員増強は必要である。


[会員減少の理由は何か]
 日本経済の発展とともに会員の拡大は加速度的に進んだ。しかし、その中でロータリーの正しい情報教育がおろそかになった可能性があります。
 その結果、ロータリーに所属しながら関心・愛情・熱意が薄れる会員が増え、ロータリアンである自信と誇りを失ってしまったのではないかと推察できます。
 理念のない組織は衰退します。理念はあっても正しく伝わっていない組織も衰退します。


[どのような会員増強が理想か]
 会員一人ひとりの資質と能力を開発し、奉仕やその他の活動の結果による公共イメージによる会員数の増加が理想である。



[クラブ内での話し合いがとても重要]
 クラブの現状を把握したうえで、今後どのようなクラブにしたいのか目標を話し合うことが必要です。
 どんな組織でも時間の経過とともに必ず硬直化します。硬直化が進むと、その組織の掲げる目標を達成することも成果を上げることも難しくなります。
 硬直化を脱し、組織活力を回復するためにはクラブの問題についてより具体的・個別的な分析と検討が“今”必要です。




1 クラブの長所をすべてリストにする
大切なことはただ会員数を増やすことだけでなく、より良い世界を築くために「ロータリーの力を高めること」です。
  その目的を達成するためにも、クラブの優れている点をまとめたリスト
を作成し、入会候補者一人ひとりの関心や興味に合わせたクラブの紹介が
できるようにしておきましょう。

2 入会候補者のリストを管理する
  机上の空論、理想の絵空事を話し合うのではなく、クラブに入会してくれそうな人たちの顔が思い浮かぶように、もしくは具体的な名前を挙げたリストを作成し、誰がいつまでにその候補者に連絡するのかを話し合いましょう。
  同時に、ロータリアンの身近にいる候補者についても見逃してはいけません。会員の伴侶、青少年交換のホストペアレント、元会員も忘れてはいけません。
   
3 クラブの強みを知る
  対象者さえ間違っていなければほとんどのことは強みになります。
  朝に例会を行うクラブは、9時から5時の定職についている人に向いています。昼間に例会を行うクラブは、定年後や子育て世代に向いています。
  すべてのクラブがすべての入会候補者にあっているわけではありません。
  自分のクラブ例会に参加しやすい人はどのような人か理解して候補者を選定するか、候補者が参加しやすいクラブ運営の工夫も必要かもしれません。

4 会員増強をクラブの最優先事項にする
  会員増強がクラブの優先事項であることをすべての会員に理解してもらいましょう。特に会長や会長エレクトには会長年度を順調に過ごすための最善策は入会者を増やすことだと伝えましょう。

5 若いロータリアンのフレッシュな意見を求める
  若いロータリアンが入会するための土台はできていますか?
  必要でれば会費を下げる、例会数を少なくする、予定が立てやすい(参加しやすい)ように奉仕プロジェクト等は3か月前までに計画する等の工夫が必要かもしれません。
  「私たちが求めているのは変革をもたらす人たちであり、そういう人たちは充実した毎日を過ごしているので忙しいのです。参加はしたいけれど柔軟な参加条件も必要としている若い人たちが多くいるのです。」

6 地元のボランティアにアピールする
  私たちロータリアンは、ローカル(地元的)に考え、グローバル(国際的)に行動します。
  地域のボランティア組織と「団体同士のスピードお見合い」を兼ねた機会を設けるなどして、互いの話を聞いたり協力関係やパートナーシップを組む新しい方法を探りましょう。

7 行く先々でロータリーについて話す
  職場でも、親戚の集まりでも、ご近所との立ち話でも、行く先々でロータリーについて話すことが大事です。
若い会員を募集したいのであれば、若い人が集まる場所に行くことも必要です。ロータリーについて話をするのにふさわしくない場所はありません。
  新しい会員との出会いはどこにあるかわからないのです!!

8 クラブ会員の義務リストを作る
  入会候補者はクラブでうまくやっていけるか、どのような奉仕活動があるのか、会費はどのくらいか、出席ガイドライン、クラブでどのようなおことを自分に期待されるのかを知りたがっています。入会後の義務ばかりではなく、利点を強調したリストを作っておきましょう。

9 ゴールはないことを認識する
  「クラブは成長するか死んでいくかの二つに一つです」
  クラブが望ましい規模になったとしても、入会促進を止める理由はありません、今いる会員が様々な事情で退会することもあるからです。

10 奉仕を強調する
  クラブで行っている奉仕活動を積極的に広報し、その活動への理解を得ましょう。
  そのような奉仕活動に参加したくても参加してこなかった人が近くにいるかもしれません。

11 入会式をお祝いする
  入会候補者に、自分は待ち望まれているのだと感じさせることが重要です。自分を歓迎してくれる魅力的なクラブであれば入会に対する意欲も高まることでしょう。

12 粘り強く
  1回や2回誘ったくらいでは例会に参加してもらえないこともあるでしょう。精力的に粘り強く誘った結果、数年がかりで会員になった方も数多くいるのです。

13 精力的に
  クラブの例会やイベントを楽しく活気あるものにする努力と工夫をしま
 しょう。そのような場所に人は魅力を感じて参加したがるものです。

14 多様性を受け入れる
  成長をもとめるのであれば多様性を受け入れることは不可欠です。すべての人に門戸を広げ、認め合う必要があるのです。世界の平和を目指すのであれば、まずは足元から平和な社会を始めなければなりません。

15 はじめの一歩を後押しする
  新入会員はまだ右も左もわかりません。入会後も、奉仕活動やクラブのイベントへの参加を促し、多くの経験の中でロータリーを知る機会を数多く与えましょう。


各テーブルごとに市原中央クラブの会員増強を考えるうえでこの私たちの長所は何か、良いところは何か、会員増強を今後達成していくにはその長所をどういう風にいかしていったらより多くの人がこのクラブに集まって一緒に奉仕の活動を進めていくことができるのか各テーブルの方で意見交換をしていただきたいと思います。
後ほど各テーブルから1名ずつそこで話し合った内容を発表していただきたいと思います。
出来れば各テーブルのお若い方が最後に1〜2分程度発表していただければなと思います。今後色んな機会に自分たちのクラブの長所短所というのをお互いに沢山話し合って、長所をいかして短所を削っていくそういう作業をしていくことによってこのクラブがより良いものになればいいなと思っております。
まずは初歩の段階として各テーブル、会員同士でちょっと意見交換をしていただきたいと思います。
会員基盤向上セミナーでも推奨されましたのが各テーブルに1部ずつクラブ活力テスト活用の手引き、またテストの内容を置かせていただきましたけれどもこれを是非各クラブで実施していただいてクラブの現状などを知る機会にしてほしいという事が推奨されていました。
その中に先ほども言いましたけれども組織の硬直化という部分があります。
組織という部分を自分で今回話を考える時に組織という部分を市原中央ロータリークラブと変えた時にもしかしたらという部分があるかもしれない、自分自身も受けとめる部分も多くありましたのでこちらのテスト、アンケートというものを参考にしていただいて各テーブルで話し合っていただきたいと思います。

それでは根本さんよろしくお願いします。
私の卓では長所については年齢に関係なく皆さん上下関係がなく和気あいあいという形でやらせていただいているということでこれは非常に良いことだと思っております。
短所に関しては新人会員が入会後のサポートがやはり半年から1年くらい誰かサポートを1人か2人つけてサポートしてあげたいってなれたら長い間入会してくれているのではないかという話をしました。

続きまして宮寺さんよろしくお願いします。
皆さんこんにちは。久々でまた緊張しております。
このクラブの長所について話をしましたが、まず一番最初に感じるところはクラブが明るい、うるさい先輩があまりいない。したがって若い人の意見がわりと通りやすくなっているというところはこれは私たちのクラブ以外の方に良く言われます。
親睦についても堅苦しい親睦ではなくていつもそれに呼ばれて参加した時に市原中央は本当に楽しい親睦をやっているねという事を言われてこれは輝くほど素晴らしい長所の部分かなと思われます。
それともう一つ、毎週やはり例会を月に4回やっている都合上、毎回テーブルでは上司の人達と沢山の会話ができる。月に2回ですと会わない人もでてきたり2ヶ月も3ヶ月も顔を合わせないような事になってしまいますが月に4回必ずこのクラブについては敷居が高いのか低いのかわかりませんが顔を合わせるのが多いというのは長所ではなかと思います。最後、3番目の長所について国際奉仕を1年おきくらいにターゲットしてインドネシアで水の準備をしてみたり台湾に行って体の不自由な人たちの将来を見据えた仕事を作り上げてみたりそして更に今計画を練っておりますのはベトナムへの様々な新たなる奉仕といった形のものをこういったところは我々の自慢できる他クラブにはない素晴らしいことだと思います。
短所は先輩3名に伺ったところほとんどないような話でしたが一転、あーこのクラブはここがいけないなと石井さんがぽろっとおっしゃっていましたが会員増強に対して前向きさが足りないとおっしゃっていました。
もう一つ私が感じているのは若い人が動こうとした時に年配の人が付合おうとしない。
年配のやっている中に若い人が入っていけない。お誘いがない。
そういう部分をこのクラブではもう少しシャッフルできるようなクラブではなくてはいけないなともう少し交わりたいなと少なからず感じています。

それでは古本さんよろしくお願いします。
皆さんこんにちは、古本でございます。私たちのテーブルで出た意見を発表したいと思います。
だいたい他のテーブルとおっしゃっている事が一緒で良い点は先輩後輩年齢の差の垣根がないという事で非常に過ごしやすい友和した空気です。
経営者のトップが集まるがゆえに他クラブを見ているとやはりそのトップが集まる事が良さでもありますが馴染むのに3年くらいかかってしまいますよね。
当クラブではその垣根が低いので友和した雰囲気があります。
昔は入会のハードルが審査が厳しかったり敷居が高かったりという事がありましたが今は当クラブは垣根がないのではないでしょうかというお話が出ておりました。
もう一つの長所は結構地域に奉仕しているんですよとそういう活動をしっかりやっているので今後の課題に共通する事ですが地域に奉仕している活動を地域の人にしっかりと見てもらって宣伝活動もしっかりやっていく必要があるという話が出ました。

それでは4卓お願いします。
皆さんこんにちは。
4卓で話し合った話を報告させていただきます。
まず短所、楽しそうな雰囲気を作らなくてはいけないという中で今、話に上がったところでそれぞれ委員会があるかと思うのですがいつも決まった人がやっている事が多いのではないかなという話がありました。
委員長、副委員長その他と何人かいる中でローテーションをするなどをして忙しい若い人たちがお休みをする中でしっかりとしたバックアップ体制というのを取っていくことが多様性に繋がっていくのではないかなというお話をさせていただきました。
長所に関しては色々と奉仕活動とかを沢山している中で若い人、自分もそうなんですがロータリークラブに入るまでロータリークラブって何をやっている団体なのかなというのがすごく分からなかったところが正直ありました。
なので地元の若い人たちに何をやっているのか、やっている事がどういう所に繋がっているのかというのを分かる場、説明をする場などを設けるとロータリークラブという団体をもっと知ってもらえるというのに繋がって、会員増強に繋がるのではないかという事でお話をさせていただきました。


皆さん貴重な話し合い、意見をありがとうございました。
私自身も今回この機会を与えられて自分自身色々考える、成長できる機会になった事を本当に嬉しく思っております。
今後この様な機会を増やして皆さんで話し合いを深めていく中でより良い方法を見つけて実際行動を起こしてただの会員拡大ではなくて増強、強さが増える組織にこれからクラブはなっていければ本当にいいなと思いました。
本日は誠にありがとうございました。

出席報告:
出席報告 本日の出席者数19名(その内2名がリーモート)
本日の出席率54.28% 前々回出席率42.10%

事務局:
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