市原中央ロータリークラブ週報      2005.10. 11 第839号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 山中義忠
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 山崎邦夫
会 長:山崎 幸男
幹 事:田仲 正道
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル
事務所:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
     TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217

点 鐘:山崎 幸男会長
ソング:我らの生業
司 会:大垣 結
お客様:米山記念奨学会委員会 委員長
     千葉南R.C. 金親博榮 様
     米山奨学生(ネパール王国) ラジブ・シュレスタ 様 

会長挨拶:山崎幸男会長
クラブ定款と細則について
 RIに加盟するに当たって、ロータリー・クラブはクラブ定款として標準ロータリー・クラブ定款を採択しなければなりません。クラブ細則については推奨ロータリー・クラブ細則が推奨されていますが、クラブ定款および国際ロータリーの定款、細則と矛盾しない限り、クラブ自身の事情に応じて変更することができます。もし、疑問がある場合は、その変更をRI事務総長に提出してRI理事会の審議を乞わなければなりません。

 しかし、1922年ロサンゼルス国際大会で、「今後RIに加盟するすべてのクラブは『標準ロータリー・クラブ定款』を採用しなければならない」と決定されましたので、1922年6月6日より前にRIに加盟したクラブおよびRI試験的プロジェクトに参加しているクラブは、そのクラブ独自の標準ロータリー・クラブ定款およびRI細則の下に運営する資格を有することとなっています。

 クラブ定款は、クラブの名称、クラブの所在地域が明記され、ロータリーの綱領を全面的に受け入れることなどが定められています。またクラブ例会、全員身分、職業分類、出席、クラブ理事会の構成と役割、入会金および会費などの支払い義務についても決められています。更に、また、クラブ定款には会員である義務として、ロータリー雑誌の講読、綱領の受諾とクラブ定款・細則の遵守、仲介及び調停、地域社会・国家および国際問題などについての規定も含まれています。

 推奨ロータリー・クラブ細則は、上述したとおり、そのまま採用するよう義務づけられるものではありませんが、クラブ理事および役員の選挙、理事会、役員の任務、会合、入会金および会費、裁決の方法、委員会の構成と任務、財務、会員選挙の方法、決議、議事の順序並びに改正などが詳しく決められています。

 ロータリー・クラブは、その管理主体はクラブ理事会でありますが、RI加盟クラブとして、綱領を遵守し、クラブ定款・細則に則って運営されるものであり、クラブ会員は入会金と会費を支払うことによって、綱領の中に示されたロータリーの原則を 受諾し、クラブの定款・細則に従い、その規定を遵守しなければなりません。

幹事報告:田仲正道幹事
1、モビール市への見舞金は20,000円集まりました。本日市へお渡しします。
2、来週(10/20)は市原R.C.との合同例会になります。
3、地区より米国へのハリケーンに対する義援金の協力のお願いが来ております。
  10/25の例会で集めます。

委員会報告:なし

卓話:2005年米山月間にちなんで 2790地区委員 金親博榮 千葉南RC

1、ロータリーの奨学金 2種 国際奉仕:国際理解、親善、平和を推進するために
ロータリー財団   国際ロータリーの活動の一部に、奨学金事業がある。
米山記念奨学金   1953年 米山基金として募金開始
    1957年 国内全クラブの事業となる
    1967年 財団となる
    1959年 世話クラブ制度 
    1971年 カウンセラー制度

2、日本への留学生    (日本全体)     男女半々
    平成1年 3万人  →  平成16年 12万人   80%は私費留学            
      (米58万人   英5万人  独23万人  仏19万人  墺14万人)

3、出身地域別の留学生 (日本全体)
    アジア 93%     中国  65%  ネパール0.3%(344人)
                  韓国  15%  マレーシア・タイ・インドネシア
                  台湾   4%  
    欧 州  3%                オーストラリア・独・仏・印・カンボジア
    
4、滞在先          (日本全体)
    関東地区50%     内 東京64% 千葉10%
                     民間宿舎・アパート等 75%
    (1)東京大  (2)早稲田大  (3)立命館大  (4)城西国際大   ・・・・・・   (21)千葉大

5、米山奨学生数     貧困救済 → 優秀性選抜    累計12706人
    1995〜1997   1000人       2001〜2004   1000人
    1998〜2000   1100人       2005〜        800人

6、指定校  2790地区 千葉県 2006年度 11校 2001年より導入
    千葉大  千葉工大  麗澤大  千葉商大  神田外語大  秀明大  聖徳大
    東京歯科大  東京情報大  二松学舎大  明海大

7、奨学金  返還義務なし  世話クラブ  カウンセラー制度
    学部生          月額10万円     平均年間経費158万円
    修士・博士課程生   月額14万円
    クラブ米山        月額14万円(7万円は世話クラブ負担)

米山奨学生  ラジブ:シュレスタ君
■ ネパール王国の現状
 ネパールは貧しい多民族国家である。一人当たりのGDPは約269ドルで、日本の150分の1にすぎない。また政治環境は厳しく、反政府毛沢東主義派による内戦で首都圏以外は不安定な状況が続いている。総人口2500万人のうち90%が農業に従事しており、日用品にいたるまでインドか中国の製品によって占められている。また、教育は負荷にすぎないとされ、識字率は54%(女性は27%)である。先進国のNGOが様々なプロジェクトを実施しているが、乱立ぎみで、ネットワーク化がなされていないため、有効に機能しているとは必ずしも言えない。今、必要なのは各NGOが特定地域を限定して総合開発することだと考えている。 
■ ネペムコの設立
 2005年6月11日、ネペムコが設立された。ネパールのラリトプール市に事務所が置かれている。本年度識字学級運営からNGO活動の一歩を踏み出す。9人の創立会員及びラジャム・シュレスタ理事長の下に運営されている。現地会員の増加を急いでいる。在日ネペムコ代表ラジブ・シュレスタの指示及び意見交換の検討の上、意思決定が行われる。運営費につきまして、海外支援が求められているが、将来的に自己財源確保を目指している。
■ ネペムコの設立
 ネパール、ラリトプール市近郊の農村・山村において衣食住、教育、医療、安全の保障された地域完結型の自立的な経済システムを構築し、その維持発展に貢献する人材を育成することを目的とし、民族や部族やカーストにかかわらず、社会的弱者を対象とする活動を展開する。


ニコニコ報告
山崎幸男
時田矗会員、当クラブのホームページの原稿校正アドバイス、ありがとうございます。

及川喜和
金親さん、ラジブさん、本日は卓話ありがとうございました。

出席報告
在籍者数:51名
出席者数:35名
本日の出席率:68.7%
前々回の出席率:75%

事務局 高橋 信子 TEL/0436−75−0976  FAX/0436−75−1465
http://www.ichiharachuo-rc.com/