市原中央ロータリークラブ週報 2005.12.27 第850号 |
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国際ロータリー第2790地区ガバナー 山中義忠
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 山崎邦夫
会 長:山崎 幸男
幹 事:田仲 正道
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル
事務所:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217 |
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点 鐘:山崎 幸男会長
ソング:手に手をつないで
司 会:大垣 結 SAA
お客様:オフィスサカタ 坂田 拓雄様 |
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会長挨拶:山崎幸男会長 本日は今年最後の例会となります。年末の忙しい中をゲスト卓話として、坂田先生をお迎えして、ISO構築の話を伺います。また各委員会、委員長さんには、会計処理区分の見直しに伴い予算の中間修正をお願いしてありますので提出宜しくお願いします。 |
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幹事報告:田仲正道幹事
1.潤間丈助会員が上期にて退会しました。
2.1月3日は休会、次回例会は1月10日です。 |
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委員会報告:親睦委員会 鈴木宏祐委員長
新入会員歓迎新年会は1月24日です。詳細は来年連絡します。 |
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卓話:「ISO構築について」 オフィスサカタ 坂田 拓雄様
ISO9001(品質マネジメントシステム)の導入は顧客満足のために!
1.ISO9001とは経営の基本、経営の革新の道具
”ISO9001:2000 1、適用範囲 1.1一般”では
@顧客要求事項及び適用される規則要求事項を満たした製品を一貫して提供する能力をもつことを実証出来る。
A品質マネジメントシステムの継続的改善のプロセスを含むシステムの効果的な適用、並びに顧客要求事項及び適用される規則要求事項への適合の保証を通して、顧客満足の向上を目指す。
B更に品質マネジメントシステムの原則も加えて
”ISO9004:2000 4.3品質マネジメントシステムの原則の使用”では
a) |
顧客重視;組織はその顧客に依存しており、そのために、現在及び将来の顧客のニーズを理解し、顧客要求事項 を満たし、顧客の期待を超えるように努力すべきである。 |
b) |
リーダーシップ;リーダーは、組織の目的及び方向を一致させる。リーダーは、人々が組織の目標を達成することに十分に参画出来る内部環境を創りだし、維持すべきである。 |
c) |
人々の参画;すべての階層の人々は組織にとって根本的要素であり、その全面的な参画によって、組織の便益のためにその能力を活用することが可能となる。 |
d) |
プロセスアプローチ;活動及び関連する資源が一つのプロセスとして運営管理されるとき、望まれる結果がより効率よく達成される。 |
e) |
マネジメントへのシステムアプローチ;相互に関連するプロセスを一つのシステムとして、明確にし、理解し、運営管理することが組織の目標を効果的で効率よく達成することに
寄与する。 |
f) |
継続的改善;組織の総合的パフォーマンスの継続的改善を組織の永遠の目標とすべきである。 |
g) |
意思決定への事実に基づくアプローチ;効果的な意思決定は、データ及び情報の分析に基づいている。 |
h) |
供給者との互恵関係;組織及びその供給者は独立しており両者の互恵関係は両者の価値創造能力を高める。 |
この8原則を基にISO9001:2000が構築されています。
2.組織の品質マネジメントシステムを構築するためにはすべては顧客の嬉しいために、顧客満足でうれるための仕組み作り!
@自分の組織の製品、活動そして品質を明確にする
Aキックオフ;(ISOの認証取得までの期日を明確にする)
a) |
社内外に宣言する。 |
b) |
構築の計画とスケジュール化及び予算化。 |
c) |
組織の規模にもよるが、認証取得を含め一年以内が標準。 |
d) |
コンサルタントと相談して無理のないスケジュールを決める。 |
B責任者を決める
a) |
構築と将来運用を任せられるナンバー2の実力者または事業後継者。 |
b) |
組織全体の業務内容に精通している又は、精通しなければならない人物。 |
c) |
顧客に近い営業部門担当者又は経営企画部門担当者で社内に号令出来る。 |
Cコンサルタントの選択
a) |
コンサルタントは人物、力量で選ぶこと。 |
b) |
審査経験の有る主任審査員は絶対条件として必要。 |
c) |
自らが開発した構築コンサルタント方法を持っていること。 |
d) |
コンサルタントの期間、回数及び距離(宿泊が伴わない程度)も重要。 |
e) |
専門性は特に問わないが有ればよい。 |
D業務分析(組織の業務を流れ図化)
a) |
作成期間;4週間。 |
b) |
表し方;フローチャト。 |
c) |
鳥瞰;会社全体の業務の流れを一目で観られる様に作成。 |
E規格の理解、解釈の勉強
a) |
コンサルタントの指導。 |
b) |
外部研修機関等。 |
F品質マニュアルの作成
a) |
組織自らが作成する。 |
b) |
コンサルタントの指導。 |
c) |
期間;約一ヶ月程度。 |
G文書、手順及び記録類のリストアップ
a) |
自社で作成して現に実施のもの。 |
b) |
期間;一ヶ月間で調査し一覧表作成。 |
HISOで必要としている文章、手順書の作成
a) |
品質マニュアル作成に併せて作成。 |
b) |
期間;一ヶ月間で調査し一覧表作成。 |
I品質マニュアル、手順を実際に使用段階
a) |
品質マニュアル、手順書で実施。 |
b) |
過不足無く、無理なくかつ有効であることの確認をする。 |
J審査機関の選定
a) |
JAB登録の審査機関。 |
b) |
自社の専門分野を審査登録出来ること。 |
c) |
審査の料金の確認。 |
d) |
出来れば複数の審査機関から見積もりを取ること。 |
e) |
コンサルタントに審査機関の紹介を相談する。 |
K管理用法の解釈、理解と実施
a) |
5s。 |
b) |
報告、連絡、相談。 |
c) |
挨拶。 |
d) |
OJT。 |
e) |
QC七つ道具。 |
f) |
PDCAなど。 |
結び;組織のISOの認証への取り組み、努力の結果は経営革新され顧客満足を向上して売り上げ増加となって利益の確保がはかられ企業の発展が確実になります。
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ニコニコ報告:なし |
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出席報告
在籍者数:50名
出席者数:27名
本日の出席率:52%
前々回の出席率:夜例会の為100% |
事務局 高橋 信子 TEL/0436−75−0976 FAX/0436−75−1465
http://www.ichiharachuo-rc.com/
本年はなにかとお力添えを頂き有り難うございました。来年も御指導よろしくお願い申し上げます。 |