市原中央ロータリークラブ週報      2006.04.24 第865号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 山中義忠
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 山崎邦夫
会 長:山崎 幸男
幹 事:田仲 正道
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル
事務所:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217

点 鐘:松田 紀明 副会長
ソング:手に手つないで  
司 会:時田 矗 SAA
お客様:なし 

会長挨拶:松田 紀明 副会長
■ みなさん、こんにちは。
本日は、会長が所用のため会長に代わりましてご挨拶させいただきます。

先般4月16日ホテルニューオータニ幕張にて会長エレクト研修会があり出席しました。
 セミナーの中で地区カウンセラーのお話に当2790地区のクラブ現状についてのお話がありました。驚いたことには、現在85クラブの活動しているが、新年度 で2クラブが解散、合併の危機にあるそうです。第2区分の船橋北クラブ、第4区分の印旛中央クラブでは活動が停滞し会員増強が懸念されているとのこと。クラブが存続しうる最少会員数は35名以上が安定会員数であり、正常なクラブ運営が可能であると判断されていようです。ちなみに83クラブの中で会員数35名以下がなんと42クラブあり50%以上で驚いた次第です。次年度はクラブの活性化を重点目標に全力投入し、 退会防止と会員増強に全力投入しなければならないと今から考えております。
会員皆さまのご協力をお願い申し上げます。


幹事報告 : 田仲正道幹事
  1. 2006〜2007年度の地区大会のチラシが届いております。多数の参加をお願い致します。
  2. 第2790地区ロータリーアクトの年次大会の案内が届いております。 締切 5月21日(日)
  3. 第2790地区青少年交換派遣高校生の募集要項が届いています。 締切 12月20日(水)
    4. 次週 5月2日 は 休会です。

委員会報告: なし

卓話:市原中央ロータリークラブ 卓話  〜最近気になっている「こと」〜 
                                                    東京電力梶@ 松崎 健二

 最近気になる「こと」に、若者の「言葉使い」があります。
従来から若者の言葉使いが乱れていると言われてきたが、TVや身近な内房線に乗る女子高生の会話を聴いていると、最近特に加速してきた感があります。
 従来、「ら」抜き言葉など指摘された時期がありましたが、今では当たり前。 女子アナも使っている。 女子高生の「エー・ウッソー」「やだア〜」も、慣れれば恐ろしいもので、最近違和感も無く定着化してしまった模様です(笑)。

私が感じる特徴は、下記の4点です。
 1. 自己中心的(相手を一方的に否定)
 2. 表現力に乏しい(記号化)
 3. 短縮型の氾濫
 4. 男女のパワーバランスの変化
    @若い男性が自身を失いつつある。
    Aますます強くなる女性(男が相対的に弱くなったから?)

 言葉にはその人の人柄や能力、強いては国の文化レベルまでを表します。
言葉以外に、従来の色々な「価値観」が崩れ始めている日本。これを「崩れ」とみるか「変化」とみるか?
 言葉以外に、子育て、教育、医療事故の多発、外国人犯罪の増加、殺人犯罪の凶悪化・低年齢化、耐震設計強度疑惑など、数えたらきりがありません。

 これらの現象を表す物理的な法則があります。
「エントロピー増大の法則」(熱力学の第二法則)という。
秩序あるものは放っておくと必ず無秩序状態に移行する。均一化。事例としては、「温度の高いお湯と温度の低い水との混合」や「バケツの水にインクを一滴垂らした状態」などを現す。秩序ある状態を維持する。或いは、元に戻すには、膨大なエネルギーや努力が必要となります。

 一方で、美しい日本語もあります。私しが気に入っているのは、
@「アナタ」(南極越冬隊の夫に宛てた妻の電報)
      →夫を気遣った妻の思いがたった3文字で伝わってくる。
A「お茶が入りました」
      →「あなたの為にお茶を入れたのではない。謙虚。押付けがましくない。客を思いやる心が感じられる。

 発電所で使っている『美しいナ」と感じる言葉に「ご安全に」があります。
現在、「世界一安全・安心な会社」を目指して、社長のトップダウンで「労働災害ゼロ」を目指して取り組み中です。
五井火力発電所は、社員と協力会社で常時200〜300名の所帯。年間百数十万トンの液化ガスを消費する。
ハード・ソフトの両面での安全対策を推進しているが、下支えは現場での、働く仲間同士での、「コミュニケーション」の確保にあり。
これらを活性化する手段として、「挨拶運動」を推進中です。
 朝は、「おはようございます!」、夕方は「お疲れさまでした」、「お先に失礼します!」、昼は現場で「ご安全に」
「注意しろ」ではなく、相手を思いやる気持ちが込められる。良きリズム感もあり。

ソクラテスの時代から「今の若者は〜」と言っていた?・・・・・・・・そうです。
言葉が変化するのは、時代を反映する「生き物」だからあり、止めることができそうにない。若者の言葉の乱れは、若年時にかかる「おたふく風邪」のようなものかも知れません。
 一方で、TV番組などで、「お国言葉」、「なまり」を大事にする。羨ましく感じさせる兆しもでてきた。まだまだ、日本も捨てたもんじゃない。

 大切なのは、言葉より、美しいものを「美しい」、「暖かいもの」を「暖かい」と感じる「感受性」を育むこと。要は「心」の持ち様ではないか。言葉はコミニュケーションの道具であり、「結果」でしかない。今の若者にもそうあって欲しい。
 そのためには、大人が「ちゃんとした日本語を話し続けること」、「若者とちゃんと心を通わせること」が大事ではないでしょうか。
 良いものは必ず伝わり、生き延びると信じています。

 皆さまの職場やご家庭で、或いは酒の席での話題になれば幸いです。
 「ご安全に!」 


ニコニコ報告:
田仲 正道: 21、22日の原発見学旅行では、松崎さん始め東京電力の皆さまには大変お世話になりました。 
         松崎様には旅行続き本日の卓話とご苦労様でした。ありがとうございます。

川越 一男: 先日は父の葬儀に際し、たくさんのご弔辞、ならびにお心使いをいただきありがとうございました。
         おかげさまで22日に無事四十九日の法要を営むことができました。これからは父を超えられるように頑
         張るつもりでいます。つきましては私ならびに五井病院に対してご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致し
         ます。
          PS:仕事がさらに忙しくなりあまり出席できません。ごめんなさい!

出席報告:
在籍者数:50名        
出席者数:30名 
本日の出席率:63.8% 
前々回の出席率:         
事務局 高橋 信子 TEL/0436−75−0976  FAX/0436−75−1465
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