市原中央ロータリークラブ週報      2009.09.29
第1026号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 中村 博亘
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 大木 喜彦
会 長:大倉 崇
幹 事:武田 勲
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:大倉崇会長
ソング:それでこそロータリー
司 会:宮野順功SAA
お客様:栗原賢一パストガバナー補佐
     外立徹元ロータリー財団委員長
     津留起夫市原ロータリークラブ元会長

会長挨拶:大倉崇会長
 皆さん、こんにちは。
 昨日の地区ゴルフ大会出席の方お疲れ様です。 千葉北RCの栗原パストガバナー補佐、元地区R財団外立委員長よくいらっしやいました。今日CLPの講話をして頂く市原RC津留パスト会長、今日はお忙しいところ宜しくお願いします。津留様は市原RCがCLPを導入する時の立案者であります。苦労話等たくさん聞かせて頂けるかと思います。
 10月25日の地区大会の登録人数は少し少ないように思いますが時間のとれる方は是非努力してください。地区大会の目的は他クラブとの交流となかなか聞けない記念公演を聞くことです。今回の記念公演は村上和雄教授「喜びや感動が可能性を引き出す」〜遺伝子ONの生き方〜。難しいお話ですが分かりやすく話して頂けると思います。

 後記
 津留様CLPの講話有難うございました。効果的なクラブ運営は下記の4つで、これをふまえて10月のCLPフオーラムで当クラブの一番ふさわしいものを作り上げていきたいと思います。
 ・会員基盤を維持、拡大する。
 ・地元地域社会ならびに他の国々の地域社会のニーズを取り上げた成果のあるプロジェクトを実施す  る。
 ・資金の寄付及びプログラムヘの参加を通じてロータリー財団を支援する。
 ・クラブ・レベルを超えてロータリーにおいて奉仕できる指導者を育成する。

 今日は来賓の皆様有難うございました、また会員の皆様ご苦労様でした。

幹事報告: 武田勲幹事

 ◇地区WCS推進委員の推薦依頼
   分区から1名推薦、役割・・・分区内から支援視察の参加募集(1〜2名)及び活動の推進と視
   察後の報告
   やってみたいと思う方は明日まで幹事にご連絡下さい。

 ◇地区大会の登録について中村ガバナーから大木ガバナー補佐をを通じて、追加登録の要請
   がありました。各クラブ60%以上の登録ということです。ご都合のつく方次週の例会まで参
   加申込み事務局へお願いいたします。

 ◇11月5日(木)に開催されます第3分区B合同ゴルフ大会についてですが、各クラブ10名程
   の参加依頼が来ております。後で会員の皆様に案内文送付致しますので参加よろしくお願い
   します。
 
 ◇ガバナー事務所より、台湾台風義援金並びに兵庫県西・北部豪雨災害義援金について
  地区会員1名あたり100円の義援金ということで、それぞれ288,200円送金したという報告
  がありました。

 ◇2790地区ガバナーノミニーが決まりました。
 
 ◇佐川会員が9/28退院されました。


他クラブ例会変更のお知らせ
 
  干葉緑ロータリークラブ
   平成21年10月20日(火)→平成21年10月25日金)点鐘10:00 麗潭大学キャンパス
   平成21年10月27日(火)→平成21年10月30日(金)点鐘18:00 オークラ千葉ホテル

  干葉北ロータリークラブ
   平成21年10月28日(水)点鐘時間変更  点鐘18:00

委員会報告:   
 な  し

ポールハリス表彰:
   時田矗ロータリー財団委員長
   武田勲幹事
 ベネファクター
   宮野順功会員
   米沢征一郎会員 

卓話:「CLP騒動での市原RC組織変更」  津留起夫市原RC元会長
 皆様こんにちは。市原RCの津留です。本日は、卓話のお時間をいただきありがとうございます。過日、副会長の田中さんより我がクラブの千葉会長へ「CLPについて」の卓話依頼があった際、私が市原RCの組織替えをした時の会長なので卓話をするようご指示がありましたので、本日ここにお邪魔している訳であります。 「CLPの体験談」というとても大きなテーマをいただいておりますが、お時間の許す限りお話ししたいと思います。どうかお付き合いのほどお願いしておきます。
 実は、「CLP」といっても当時は、ほとんど理解をしておりませんでした。私が思いましたのは、正直に言いますと、この機会に「クラブ会報」作りを楽にしようと思ったのが発端でした。
 組織変更と言っても、手続き要覧にあるような委員会組織にはしておりません。従来型の踏襲です。きっかけは、白鳥GEのとき、ホストクラブとしてCLPを導入できないかということになりまして、会長Eでありました私と西村副幹事は大変悩んだわけであります。当時、CLPは会員数がとても少なく、従来型の組織では活動をこなせないクラブにたいして、CLPを推奨するのだという程度の認識でした。したがって、市原RCは、会員数は多いとは言わないまでも「そこそこ各委員会の運営もできるので、なぜ弱小クラブ向けのCLPを導入しなければならないのか」という疑問が大いにありました。
でありますから、CLPへの移行についても、様子見をしなければならないし、急激な委員会組織を変更することでクラブ内が混乱しないようにしたわけであります。そこで一人の会員が複数の委員会に重複所属しないようにすることを原則に、また、委員会数の多いクラブ奉仕委員会の中を変えてみることにしました。市原RCは、事務局がない時期がありました。私の年度より事務局員をおきましたが従来、クラブ会報は会報委員会の数名持回りで運営をしておりました。原稿がある場合は、大変助かるのですが、ない場合はテープお越しをしなければならず、大変な思いをしておりました。変更後は、全員参加の会報作りですので、年数回担当するだけになり大変楽になったわけであります。また、以前のクラブ奉仕委員会という大くくりの委員会の中でも「ふすま」のような仕切りがありましたので、いわゆる縦割りの意識かおり、毎回忙しい思いをする委員会と、年に1.2回活動すればそれで終わり、もっと言うならば、活動計画原稿を作成して、活動計画書が印刷されればそれで終わりという委員会もありました。その 「ふすま」を取り除いたわけですので、「誰がいつどれを担当するのか」というシフト制を検討する必要が出てきますので、そのことによっていわゆる「委員会活動」が少し活発になったわけです。クラブは、例会が基本です。その例会での親睦を補うのが委員会レベルでの親睦であります。委員会活動が活発なクラブが、私の理想とするクラブです。お手元の資料にありますのは、09−01年度の委員会構成です。各委員レベルでの区切りはなくしております。 しかし、「例会出席が精一杯なのに委員会までは」という方もおいでになるでしょう。必ずしも、委員会が活発にはなっておりません。親睦はロータリーのエネルギーです。所属委員会が活発になればそれだけ親睦の実は上がるのですが、ここが一番の悩みであります。毎月初の例会での委員会報告は、単にクラブ内行事案内や地区または外部からの情報伝達だけに終わらず、「どこそこで何人参加の楽しい委員会を開催し、これこれを討議しました」という報告をしてもらいたいと思っております。
 さて、少しは「CLP」についてお話をしなくてはなりません。すでに、市原中央RCでは、大倉会長はじめ会員の皆様によって、「CLP」を大いに意識しその準備にかかっておられます。したがって、すでに「CLP」につきまして解説のようなものは必要がないと思いますが、以後私の私見ということでお許しください。
 毎年、会長エレクトの手元には、「クラブ会長要覧」が送られてきます。最初に「役割と責務」の項目があります。「クラブ会長の主な役割は、クラブが効果的に機能するよう指導することです」とあります。「手続き要覧」には、この「効果的なクラブ」について次のように定義しております。「効果的なクラブ」とは、
     @会員増強をするクラブ。
     A奉仕プロジェクトを実施するクラブ。
     Bロータリー財団を支援するクラブ。
     C指導者を育成するクラブ。
ここで考えなければならないのは、誰にとって「効果的なクラブ」なのかであります。少なくとも項目Bを除いては、自分の所属するクラブにとって「効果的」と思わなければなりません。RIは、このような戦略を各クラブに賛成するよう追っております。この戦略を達成するべく作戦を立案しました。作戦名「CLP」です。戦術として九つの方法を指示しています。それが「CLPを実施するために、現任・次期・元クラブ指導者が行うべき九つの実行策」であります。
    1)長期計画を設定。
    2)年次計画を設定。
    3)クラブ内周知(理解と協力)・クラブ協議会実施。
    4)地区組織との連携をとる。
    5)指導者の継続性を確保。(現任・次期・直前/元)
    6)委員会の役割・責務を反映させた細則にする。
    7)会員親睦に大いに努める。(テームカ増大)
    8)全会員がクラブのプロジェクトや業務に積極的にかかわらせる。
    9)研修計画を立てる。(地区主催参加・新会員用・現会長用・指導者用)
 そして部隊の編成を、次のようにしています。
    @会員増強委員会
    Aクラブ広報委員会
    Bクラブ管理運営委員会
    C奉仕プロジェクト委員会
    Dロータリー財団委員会
これで、「効果的なクラブ」になる準備ができたわけであります。よく見ると、「クラブリーダーシッププラン」とあるだけに、クラブ指導者が行うようになっているように見えますが、クラブ会員すべてが協力をしなくてはなりません。ここで、特に四大奉仕理念によって組まれた従来の委員会組識とのすり合わせに悩むわけであります。 しかし、 「柔よく剛を制す」であります。従来の委員会をそれぞれの編成の下につけ整合性を取っているクラブがほとんどです。
 世界のクラブ会員数は、さほど変わってはいないのですが、日本のクラブ会員数は、減少の一途をたどっております。その中で「会員にとって、ロータリークラブは何なのか」を深く反省をして、「クラブ改革提言」を掲げた「21世紀特別委員会」を立ち上げたのが前橋RCでした。「CLP」とは、時期は一緒でしたが、RIとは別な方向をとっております。特に、「顧客満足度」ならぬ「会員満足度」を数値化して測定をしております。このようにして、「CLP」を補足する手段として、「会員満足度」測定は、
定期的に行うべきと思います。
 1905年以来のろうそくのすすで薄汚れたクラブの窓ガラスをきれいに拭いて、外を照らす時がきたようです。「CLP」は2004年11月開催のRI理事会で採択が協議されました。ロータリーで得た知識の薪をいくら積んでも、それに火をつけなければ暖かくなりません。明るくなりません。その火は、皆さんの情熱によって点火されます。クラブをもっと活発にして熱を起こし、光を放ち地域社会を照らしましょう。最後にあるロータリアンも言っております。「変化を受け入れる組織は繁栄の可能性が高く、避ける組織は次第に忘れ去られる」レイ・ヒギンボサム元地区RIガバナー。ご静聴ありがとうございました。

ニコニコ報告: 
 ◇津留起夫市原RC元会長
   卓話をさせていただきました。ありがとうございます。
  
 ◇栗原賢一パストガバナー補佐・外立徹元R財団委員長
   本日は、大倉会長はじめ市原中央RCへの表敬訪問に来ました。

 ◇諏訪廣勝会員
   房の駅5号店が9月28日船橋ららぽーとにオープンしました。
   みなさんよろしくお願いします。

 ◇大倉崇会長
   栗原パストガバナー補佐、外立元R財団委員長ご来訪ありがとうございます。
   津留様には後ほど、CLP卓話ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 ◇田仲正道会員
   市原RCの津留様にはお忙しい中、卓話ありがとうございました。
   大変参考になりました。

出席報告:
在籍者数:50名 
出席者数:31名 
本日の出席率  :62.0% 
前々回の出席率:80.0% 
事務局:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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