市原中央ロータリークラブ週報      2010.10.19
第1075号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 織田 吉郎
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 水野 謙一
会 長:田仲 正道
幹 事:守屋謙一郎
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:田仲正道会長
ソング:四つのテスト
司 会:須藤襄SAA
お客様:八街RC 高橋宏一地区米山奨学会委員
     米山奨学生 ラビタムデャンセラゲ・マユカ・ディマール・セナデーラ様
             千葉科学大学修士1年 スリランカ 男性  世話クラブ 銚子RC

例会内容
 点鐘
 会長挨拶・幹事報告・
 卓話 米山奨学生 ラビタムデャンセラゲ・マユカ・ディマール・セナデーラ様 
 卓話 八街RC 高橋宏一地区米山奨学会委員 「米山月間に因んで」
  ニコニコ報告・出席報告
 点鐘・閉会

会長挨拶:田仲正道会長

 皆さんこんにちは!
 米山記念奨学会・地区委員の高橋宏一様、米山奨学生のラビタムデャンセラゲ・マユカさん本日はお忙しい中、ようこそお出でくださいました。
今月は米山月間となっておりますので、卓話をお願いたします。宜し<、お願いいたします。
 当クラブでは1993〜1995年の韓国出身の南壽龍(ナンスーヨン)さんから2007〜2009年の阮双玉さんまで6名の奨学生の世話クラブになっております。カウンセラーをお勤めいただいた会員の皆様ご苦労様でした。最近の阮さんのお話や先日の地区のセミナーに於ける米山学友のお話でも、米山奨学金は学生の皆様が学問に打ち込む為に大変役立ったとのことです。
 米山への寄付金は当クラブが世話クラブになった留学生や本日、卓話をいただく、ラビタムデャンセラゲ・マユカさん等、最終的に寄付金をお使いいただく方のお話を聞けたり、知り合いになれる国際奉仕事業であると思います。私も積極的に寄付をさせていただきたいと思います。
 また、メールボックスに「ロータリー米山記念奨学事業豆辞典」が入っていると思います。30ページの小冊子ですので、是非ご一読お願いたします。米山記念奨学事業が何たるかを理解する為の一助になると思います。
 尚、来週はガバナー公式訪問となっていますので、一人でも多くの会員の出席をお願いいたします。

幹事報告: 守屋謙一郎幹事

 ◇高橋様、マユカ様、本日はお越しいただきありがとうございます。後ほど卓話よろしくお願いしま
  す。

 ◇地区IT委員会より、広報IT委員会だよりがメール配信されます。詳細はガバナー事務所hpに。

◇10月24日の世界ポリオデーに向けて、100$以上のオンライン寄付には2倍の認証ポイントが付
  きます。
 
 ◇来週ガバナー訪問の後、クラブ協議会となります。

委員会報告:  
  
 な し

卓話 米山奨学生 ラビタムデャンセラゲ・マユカ・ディマール・セナデーラ様
 
 皆さんこんにちは。
 ラビタムデャンセラゲ・マユカ・ディマール・セナデーラです。名前が長いので今後は、マユカでと呼んでください。母国スリランカは、旧国名セイロンのほうが日本の皆さんにはわかりやすいと思います。紅茶と宝石が主な産業です。
 私は現在、千葉科学大学1年で危機管理学を学んでいます。内容は、自動車用エアバックの衝撃による障害の研究、ロールオーバー事故の障害の研究等です。 米山奨学金のおかげで、アルバイトの時間を勉強に充てられ、大変感謝しています。 将来は、スリランカと交流のある日本企業に就職し、日本で学んだ技術を祖国のために、役立てたいと思います。
 先日、広島に行く機会があり、原爆ドームを見学してきました。ついこの間まで戦争をしていた、祖国が思い出されて、胸が痛くなりました。

卓話 「米山月間に因んで」 高橋宏一ロータリー米山記念奨学会寄付金小委員会委員

 私は2790地区ロータリー米山記念奨学会(米山奨学会)の寄付金小委員を務めさせていただいております八街RCの高橋宏一と申します。本日伝統ある市原中央ロータリークラブヘ地区委員として卓話をさせていただく機会を与えていただきありがとうございました。
 当クラブは過去ガバナーを輩出されたクラブであり、米山月間卓話にお伺いする必要もないかと思われますが、クラブ米山委員長さんからのご依頼もありまして、奨学生を同行してお伺いした次第です。当クラブにも過去米山の地区委員あるいは委員長を務められた方もいらっしやるかと思いますが、今後も米山記念奨学会に対して皆様からのご協力をよろしくお願いします。
 米山奨学会の目的は先日皆様にも配布された事と思いますが、米山豆辞典にも記されている通り「ロータリーの理想とする国際理解と相互理解に努め、国際親善と交流を深めるため優秀な留学生を支援し、世界平和の創造と維持に貢献する」ということです。RIもロータリーの活動として認めており、正式名称は「(財)ロータリー米山記念奨学会」になっており、しかも米山関係の文書のロータリーのマークの下には、必ず「ロータリー日本国内全地区合同プロジェクト」と記されております。
 またご覧になったこととは存じますが、今月号のガバナー月信の表紙には、織田ガバナーが米山月間にあたり「平和のこころを育む米山記念奨学会」という素晴らしい内容の文をご寄稿されております。
 当委員会の役割は大きく二つに分けられます。
 一つは奨学金の原資となる寄付金を集めること。
 もう一つは奨学生の選考と世話クラブ、カウンセラーの依頼です。
 米山奨学会は、日本全国のロータリアンからの寄付金を財源として、日本で学ぶ外国人留学生に対して奨学金を支給しております。支給総額は年間14億円余りになっております。当地区では本年4月から来年3月まで23人の留学生に奨学金を支給しております。(韓国4・中国14 ・バングラディシュ1・台湾1・モンゴル1・ケニア1・スリランカ1)
 ロータリーの寄付行為で目標額、順位等について言うべきではないという意見もありますが、会員の皆さんの努力の成果がどのくらい達成しているかも必要であると考えまして、調べてみました。2790地区の昨年度の会員1人当たりの年間寄付額は14,422円です。ここ数年はわずかずつですが増加しております。この会員1人当たりの寄付額は、2790地区は全国34地区のうち15番目ですが、関東地方の他の9地区はすべて当地区より上位にあります。千葉県の経済力からすれば、もう少し上位になってもいいのではないかと、歴代ガバナーは一人15,000円を目標にして下さいと希望しております。
 当市原中央ロータリークラブさんの本年6月までの一人当たりの平均寄付金は、普通寄付金、特別寄付金を合わせて13,392円で、地区内84クラブ平均より約1,00Q円下回っております。2006年度は地区内平均を大きく上回ったこともあります。その辺を感じて米山委員長さんが地区米山記念奨学会に本日の卓話を要請されたものと思っております。ただ米山寄付金の7割は特別寄付に頼っておりますので普通寄付金だけを考えていては寄付額は上がりません。特別寄付へのご理解をいただきまして、地区内平均に近づいていただきますようお願いします。
 米山の寄付金は税制上の優遇措置がありまして、普通の方ならば確定申告の際寄付金控除が適用されます。こちらの事務局へも米山記念奨学会本部からmailで通知が来ていると思いますが、本年から寄付金に対する控除が2,000円になり、それに伴いまして普通寄付金も加算した金額が寄付金控除の対象になるように、米山本部から領収書が送られるようになりました。事務局員さんはご面倒でも今月末までに是非手続きをして、その優遇措置をご利用いただきたいと思います。
 米山の寄付金をお願いをするには奨学生の卓話を聞き、奨学生の実情を理解していただくことが一番説得力があります。
 こちらのクラブでは、過去米山奨学生の世話クラブを6回(6年)お引き受け頂いております。3年前と4年前にも中国からの玩双玉さんの世話クラブとして鈴木幸平さんにはお骨折りをいただきました。これには敬意を表するものでございます。世話クラブは今後ともぜひご検討頂き米山の事業にご貢献をお願い申し上げます。
 奨学生はロータリアンとの交流を通じて、奉仕の精神に触れ、自らの精神を磨いて、人生観、職業観を深めます。またロータリアンにとっても金銭的な支援だけでは得られない感動と事業への深い理解が生まれて、更なる支援への意欲を盛り立てます。
 本日はスリランカから銚子の千葉科学大学に留学中で、本年度はクラブ支援学生のマユカさんを同行しました。彼からの卓話をおききになって米山記念奨学会へのご理解を深めていただきますようお願いします。

ニコニコ報告: 
  
 ◇佐川皓一会員
  10月7日〜13日迄、中国旅行で上海万博を見学、他に観光を楽しんできました。 

出席報告:
在籍者数:52名 
出席者数:32名 
本日の出席率  :62.71%
前々回の出席率:82.69% 
事務局:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
http://www.ichiharachuo-rc.com/