市原中央ロータリークラブ週報      2011.02.08
第1088号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 織田 吉郎
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 水野 謙一
会 長:田仲 正道
幹 事:守屋謙一郎
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:田仲正道会長
ソング:我らの生業
司 会:山崎幸男SAA
お客様:な し

例会内容
 点鐘
 会長挨拶・幹事報告
 仮依嘱状交付 鈴木雅博会員 2790地区危機管理委員会委員長
 仮依嘱状交付 大倉崇会員 2790地区危機管理委員会委員
 仮依嘱状交付 大倉崇会員 2790地区ローターアクト委員会委員長
 社会奉仕委員会卓話 三好和彦委員長
 出席報告
 点鐘・閉会

会長挨拶:田仲正道会長

 皆さん、こんにちは!
 先週は誕生スピーチの中で宇津木会員の四つのテストに対する率直かつ貴重な疑問、ご意見をいただきました。何故、4番目の項目だけ全部ひらがなで書かれているのか?から始まったお話でした。みんなとは誰なのか、どの人々を指しているのか?との疑問をお持ちのようでした。四つのテストに対して関心をいただいたことは有り難く思っています。皆さんご存じのように「四つのテスト」は、ハーバート・テーラーが倒産の危機に瀕していた調理器具メーカーを再建させる為に作られた極めて現実的な基準です。言いかえれば「四つのテスト」は商取引をする当事者同士が納得ずくで取引できる基準を示したものと言えます。
 「みんなのためになるがうか」の原文は「Will it be benellcial to all concemed」です。和訳の際にconcemedが抜けています。concernedは「かかわりのある」「利害関係のある」という意味ですので売り手だけが儲かった、また買い手だけが儲かったのでは公正な取引とは言えません。その商取引によって、すべての取引先が適正な利潤を得るかどうかが問題です。更に社会の為にも有益か?まで考えると私がよく申し上げる「三方よし」につながるものと思います。
 しかし、個人的にはこの「四つのテスト」を商取引においてのみ考えることに疑問を持ちます。ロータリアンとしての生き方全般に適用させるべきと思います。今日は、先週の宇津木会員の卓話に対するお応えになるかどうかわかりませんが、「四つのテスト」について話をさせていただきました。

幹事報告: 守屋謙一郎幹事

 ◇新千葉ロータリークラブより創立45周年記念例会の招待状が来ています。

 ◇国際親善奨学生第3回オリエンテーションが2月20日開催されます。

 ◇市原市ボランティア清掃参加のお礼状が佐久間市原市長より来ています。
  参加総人員207名、590キログラムのゴミが処理されました。

 ◇平成23年2月15日(火)の例会は、インターシティミーティングに振替となります。
  受付開始1430点鐘1500ホテルマンハッタンです。

委員会報告:  
  
 な  し

社会奉仕委員会卓話: 三好和彦委員長

 四大奉仕の概念は、ロータリー活動の基本は優秀な職業人であるロータリアンが毎週一回例会に出席してロータリーの哲学である奉仕の心を学び、それを通して親睦を深め、それによってさらに、奉仕の心を深め、充実させていくところにあります。例会出席によって形成された奉仕の心はロータリアン個人がそれぞれの家庭、地域社会、国際社会で実践に移すことになります。
 1910年代に入って、このようなクラブとしての実践を伴わないロータリーの理念に飽き足らず、クラブとしての金銭的奉仕や身体的奉仕の実践をも積極的にするべきであるという動きが顕著になって、実践派と理念派との対立にまで発展しましたが、最終的には、1923年セントルイスの国際大会での決議23−34の採択によって、論争の終止符が打たれ、両派の対立が解消したことは、第1章3節で述べた通りです。この決議により、他人のことを思い遣り、他人のために尽くそうという奉仕活動の根本原理が明確に定義されるとともに、ロータリーの奉仕の哲学は単なる理念の提唱ではなく、実践の哲学であり、奉仕活動を伴わねばならないというロータリー活動の重要なポイントが明示されました。また、ロータリアン個人にも、ロータリークラブにも、奉仕の理念に基づく実践が求められているが、ロータリーの奉仕活動の実践は個人奉仕が原則であって、クラブが行う奉仕活動は会員の訓練のための例示であることが明記されたのです。
 その後、1927年、ベルギーのオステンドで開かれた国際大会で、奉仕部門を現在の四大奉仕、すなわち、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕に分けることが決定され、それまでロータリークラブの基本理念として一般奉仕概念と呼ばれていたものに職業奉仕という呼び名が正式に与えられました。その後のロータリーの奉仕活動は、これらの四大奉仕部門を中心に行なわれることとなりました。
 ロータリーの社会奉仕とは、ロータリアンひとりひとりの個人生活、事業生活、社会生活に奉仕の理想を適用することを奨励、育成することである。この奉仕の理想の適用を実践する中で、各ロータリー・クラブはさまざまな社会奉仕活動を開発し、会員に奉仕の多大なる機会を与えてきた。ロータリアンの指針として、また、社会奉仕活動に対するロータリーの方針を明確に表すために、その原則は次のようにまとめられる。社会奉仕は、ロータリアンひとりひとりが「超我の奉仕」を実践する機会である。地域に住む人々の生活の質を高め、公共のために奉仕することは、すべてのロータリアン個人にとっても、またロータリー・クラブにとっても献身に値することであり、社会的責務でもある。
 この精神に立脚して、各クラブに対し次のように勧奨する。
 1) 地域社会における奉仕の機会を定期的に調査し、各クラブ会員に、地域のニーズを検討させる
  こと。
 2) 社会奉仕プロジェクトを実施するに当たっては、会員の得意とする職業上の能力や職業以外の
  力を生かすこと。
 3) どのようにささやかであっても、あらゆる社会奉仕活動が重要であると認識したうえで、地域のニ
  ーズを汲み、地域内のクラブの立場や可能性に見合ったプロジェクトを始めること。
 4) 各種社会奉仕活動を秩序立てるために、ロータリー・クラブが提唱するインターアクト・クラブ、ロ
  ーターアクト・クラブ、ロータリー地域社会共同隊、その他のグループと緊密に協力すること。
 5) 国際レベルのロータリー・プログラムと活動を通じて社会奉仕プロジェクトを強化する機会を探し
  出すこと。
 6) 社会奉仕プロジェクトの実行に当たっては、望ましく、また、実現可能な限り、必要とされる資金
  や人材の提供までも含めて、地域社会にも参加を求めること。
 7) 社会奉仕の目標を達成するために、RI の方針に沿って他団体と協力すること。
 8) 社会奉仕プロジェクトが一般社会の人々に十分認められるようにすること。
 9) 社会奉仕活動において他団体の協同参加を促進する触媒としての役割を果たすこと。
10)適切であれば、地元地域社会、奉仕団体、その他諸団体に、継続中のプロジェクトを委譲する
  こと。そうすれば、ロータリー・クラブは新プロジェクトに携わることが可能となる。RI は、ロータリ
  ー・クラブの連合体として、社会奉仕のニーズや活動を伝え、広め、かつロータリーの綱領を推進
  し、参加を望むロータリアンやロータリー・クラブ、地区の力を結集すれば役立つと思われるプログ
  ラムやプロジェクトを適宜提案する責任がある。

ニコニコ報告: 
  
 な  し

出席報告:
在籍者数:52名 
出席者数:32名 
本日の出席率  :61.54%
前々回の出席率:100.0% 
事務局:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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