市原中央ロータリークラブ週報      2012.08.07
第1162号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 得居  仁
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 田仲 正道
会 長:池田 兼雄
幹 事:三好 和彦
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:池田兼雄会長
ソング:奉仕の理想
司 会:時田矗SAA
お客様:地区職業奉仕委員会  委員長 海寶勘一様(千葉西ロータリークラブ)
                                   堀内正一様(木更津ロータリークラブ)
                                   高梨昇一郎様(野田ロータリークラブ)     

例会内容
 点鐘
 会長挨拶 池田兼雄会長
 幹事報告 三好和彦幹事
 委員会報告 親睦活動委員会 武田勲委員長
 結婚・誕生祝
 卓話: 地区職業奉仕委員会 海寶勘一委員長
 出席報告 
 点鐘 閉会

会長挨拶 :池田兼雄会長

 皆さん  こんにちは。
 本日のお客様は、地区職業奉仕委員会より、海寶勘一委員長、堀内正一様、高梨昇一郎様です。
  8月1日(水)に三好幹事と二人で、千葉北ロータリークラブへ表敬訪問して来ました。会員数23名のクラブで、栗原さんという名誉会員を中心に非常にまとまりのあるクラブであると感じました。又、第3分区Bの次年度ガバナー補佐を輩出するクラブでもあります。
  さて、今日歌いましたロータリーソングは「奉仕の理想」でした。ロータリー綱領の文章には「奉仕の理想」という文言が3箇所出て来ます。ロータリーの綱領を理解するには、まず「奉仕の理想」の意味する所は何かと考えてみたくなりました。俗に言う「奉仕」は「世のため、人のため」に善いことをすると理解しますが、ロータリーの奉仕となると「世のため、人のため&我のため」に善いことをする、第1番は世のため、人のため、そして第2番目が自分のためという事で「利己心と利他心」を共に認める事であると思います。そんな事を考えていましたら、2002年に発行されました佐藤千嘉PGの著書「渾沌」を見つけました。今日はその内容の一部を紹介させて頂きます。『現実とは違うずっと次元の高い「奉仕の理想」は何か。それはただ漠然とした「奉仕の理想」などではなく「ロータリーが理想として掲げる奉仕」であって、ロータリー在立の極性軸の上に立つ理想です。(ロータリーを地球儀と見立てますと、北極から南極へ貫かれる地軸、即ち回転軸と理解できます)然らばその極性軸が何処にあるかとなると、ロータリーが職業人の組織であるという基本構造を否定しない限り、拠って立つ軸足は各人の職業にあるのですから、極性軸となる理想的な奉仕活動とは、各人がその職務に於いて、
  “He Profits Most Who Serves Best One”〈2010年手続き要覧〉
   =最もよく奉仕する者 最も多く報われる=
という一語に集約されるのです。
  事業を経営する者が利益を追求するのは当然の衝動であり、また当然の責務でさえあります。然し現実の経済社会では、必ずしも「最もよく奉仕する者 最も多く報われる。」様にはなっていません。寧ろ「正直者がバカを見る」というのが現実の姿でしょう。そこでロータリーはそういう現実を一歩でも二歩でも、奉仕する者が報われる理想社会に近付けようとしているのです。これが正に「奉仕の理想」ではないでしょうか?と述べられています。
  又、8月は会員増強月間です。佐藤先生はなぜ会員増強なのかを次の様に述べられています。先程来の理想を実現する為には、この理想に共鳴してくれる同志を増やさなければならぬ、自分独りがいかに高い志を持っていても、社会の大勢にはかなわないからです。ロータリーでは、Fellowshipという言葉がよく使われますが、Fellowは単なる友達=Friend=ではない、同じ信仰同じ志を持つ同志のことを言うのです。そういう同志が沢山集まらなければ我々の理想とする社会は築けません。だからこそ会員増強はロータリーにとって永遠の課題なのです。従って=最初に質あり、志あり=志を同じくする者の増強です。と述べられています。次に佐藤先生は「お爺ちゃん、ロータリーって何をするところ?」と孫に聞かれた時どう説明するか。ということで「小学校でお話するロータリーの綱領」を次のように述べられています。ロータリーの目的(Objet of Rotary)どんな職業でも“利益は奉仕に対するご褒美として与えられるものでなければならない”というのがロータリーでいう「奉仕の理想」である。だからそういう理想をさらに一層高めて、これを世界中に広げていくのが私たち会員の目的であり、そのためには特に次に述べる四つのことが大切である。
  1)こういう奉仕の理想に賛成してくれる仲間をたくさん増やすこと。
  2)だれから見ても道徳的に怪しまれることがないよう、誠実に良心的な仕事をすること。職業上
   の取引は対等であって仕事に上下の差はない。いつもお互いに相手の立場を尊重し感謝する
   こと。社会奉仕するための職業なのだから、自分の職業は品位あるものでなければならない。
  3)私たち会員は個人的な日常生活でも職場でも、また広く社会的な関係でも、常にみんなのた
   めになるかどうかを考え「奉仕の精神」で行動しなければならない。
  4)こういう奉仕の理想を身につけて、それぞれの仕事に精出している世界中の人々と友達にな
   り、相手の国のこともよく理解し合って戦争のない平和な世界をつくること。
  「奉仕の理想」と「ロータリーの綱領」について話させて頂きました。ありがとうございました。

幹事報告: 三好和彦幹事

  ◇9月のプログラムについて

  ◇インターアクト年次大会最終打ち合わせについて

  ◇クラブ予算書について

  ◇納涼家族夜例会について
 
  ◇幕張ロータリークラブ25周年記念式典のご案内
    10月23日 16:30 受付開始  17:00 点鐘

  ◇ロータリー情報研究会のご案内
    9月11日(火)五井グランドホテル  13:30 受付開始  14:00 点鐘  17:00 終了 
  田仲正道ガバナー補佐

委員会報告:  
  
  武田勲親睦活動委員長
    9月18日 納涼家族夜例会について

結婚・誕生祝
 <結婚祝>
  毛利寛行会員/
 <誕生祝>
  新井善太郎会員/川越一男会員/
 <奥様誕生祝>
  田村夫人/

卓話: 2012-13年度国際ロータリー 第2790地区職業奉仕委員会 海寶勘一委員長

 次年度の地区職業奉仕委員会は、2790地区第85番目のクラブと位置付けて、各クラブ委員会と同じ立ち位置をもって、職業奉仕の理解と推進を計るべきクラブ委員会の役割を大切に考えて、各自の実例をもって話し合い語り合える、双方向意見交流の意義を見いだせる活動としました。

 ロータリーの根本である定款第4条綱領の推進を柱にして、職業人であるロータリアンの倫理観を高め尊敬される模範的な職業人としてあるべき姿を、お互いに語り合える中から感化を受けて、皆さんと学び合ってみたいと切望致します。
 得居ガバナーも一緒に考えていただいた、ロータリー情報研究会のテーマである、「職業奉仕に生きること 話し合い 語り合おう」のもとに集うロータリー情報研究会を、有意義かつ自己研鑽の場にするためにも、双方向意見交流の場を価値あるものにしたいと思います。

 定款第8条職業分類によって選ばれてロータリアンになった私達は、日々献身的な職業の繁栄に邁進していますが、クラブ内で一層倫理観を磨きあげる推進をし、世の中の人々から尊敬をうけ模範的な職業人として信頼をえることも、ロータリー活動の恩恵と受け止めています。

 今こそロータリー情報やクラブ研修の委員会の皆さんと一緒になり、ロータリアンの基本である道徳心と倫理観を高揚させるために、自身が職業奉仕に生きていることを話し合い、語り合おうとする学びの志向は大きな財産であると信じます。

 先ずは各ガバナー補佐の御理解とご支援を仰ぎながら、2分区ごとのクラブ委員長セミナーを開催致します。ロータリアンが誇りとしている職業奉仕を語り合い、その双方向意見交流の成果をもって、分区単位で開催される、情報研究会ではテーブルごとのマスターになり、クラブメンバーからも素晴らしい職業奉仕の実践効果を引き出してほしく思います。
 クラブ委員会活動に於いても、お互いに切磋琢磨して磨き合えるクラブ例会とすれば、おのずと職業人の資質が高まりロータリーの有益性に誇りをもって、積極的に参加することができると思いますし、委員会の垣根をこえた職業奉仕の理解は、人として成長できる大きな意義や価値がうまれると思います。

 謙虚な心で倫理観や道徳心をもち、模範的で善良な職業人を発揮させるために、日常生活の中で如何に工夫をしているかを自由闊達に話し合い語り合うことが、次年度の職業奉仕委員会活動の柱になっています。

 ガバナー補佐が主催し地区職業奉仕委員会が運営に携わる、各分区開催のロータリー情報研究会では、参加された皆様が世の中の人々に対して献身的に職業道徳を高めている様を、お互いに再認識し伝播し合うことで模範的な善き職業人の姿を感化するためにも、大いに話し合い語り合う場の感動が大きなことを信じます。

ニコニコ報告: 
  
 な し

出席報告:
在籍者数:51名 
出席者数:39名 
本日の出席率  :76.47% 
事務局:〒290−0056 千葉県市原市五井5584−1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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