皆さん　こんにちは。
　先々週の１１月６日（火）に、やっと千葉緑ＲＣの例会に三好幹事と共に表敬訪問してきました。千葉緑ＲＣとは例会日が同じ火曜日ですので、たまたま市原ＲＣと市原中央ＲＣの合同夜例会が７日で、６日が振替休会日となりましたので、実現しました。例会場は、大宮台のそば処亥庵で当然食事はそば料理でした。非常にアットホームで温かい雰囲気の例会でした。
　世間はすでに総選挙モードに入っています。「政治家の意識と目線で私たちの暮らしは決まる」といわれますが、昨今の政治家の話を聞くたびに、東日本大震災が置き去りにされつつあると感じます。最近、作者の吉田兼好と池田兼雄と名前の二文字が偶然に同じということで、親近感をおぼえ、徒然草を読んでいますが、そのなかの第１７１段に次ぎの文章がありますので紹介したいとおもいます。
【内政を慎重にせず、軽率で勝手気ままにでたらめを行うなら、遠い国が必ず叛く。そのときになってはじめて対策を模索することになる。「風にあたり、湿ったところで寝ておきながら、病気になったことを神に訴えるには、愚かな人だ」と医学書に書いてあるのと同じである。目の前にいる人の心配ごとを取り去り、恵みを施し、政道を正しくするなら、その徳の感化は遠くまで流布するということを知らないのである。中国の聖天子・兎が、敵地へいって苗族を征伐したことも、軍隊を引き返して、国内に徳政を布いたことには及ばなかった。】兼好は、中国の古典「書経」より、「外へ向けての圧政が、内に向けての徳政に勝ることはない」と鎌倉時代に説いています。
　今月はロータリー財団月間です。のちほど山﨑幸男ロータリー財団委員長より卓話をしていただきます。よろしくお願いいたします。以上で会長挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。