皆さん、明けましておめでとうございます。
　新年初めの例会を皆様の笑顔とともにスタート出来ます事、大変うれしく思う次第です。年末年始いかが過ごされましたでしょうか。池田自身は、君塚の氏子総代をしている関係上、年末３０日は五井の大宮神社の大祓い健康祈願祭に出席し、１年間の罪穢れを祓っていただき、大晦日は君塚稲荷神社で初詣での方々をお迎えし一人一人と年頭の挨拶を交わすのがここ数年の、習わしとなっています。因みに稲荷神社に祀られています宇迦之御魂神は農業の神、商工業の神として信仰されています。　日本の正月といえば初詣でです。初詣でといえば神社です。神社といえば天照大御神です。今年の干支は巳（蛇）です。日本の神話（古事記）に八俣の大蛇のはなしがあります。天照大御神の弟神のスサノオノ命が八俣の大蛇を退治してみると、その大蛇の尾から剣が出てきました。その剣が草薙の剣で、三種の神器（やたの鏡、やさかの勾玉、草薙の剣）の一つであり、日本国の安寧を見守っています。即ち蛇は日本の守り神と言っても過言ではないでしょうか。
　また七福神の一人弁財天は蓄財と芸能の女神です。神道では須佐之男命の剣から生まれた三人の女神のうちの一人ウチキシマヒメを弁財天として祀っています。弁財天の神使は蛇だと言われています。蛇は脱皮する事から復活の象徴ともされています。是非今年は、いろいろな意味で日本らしさ、日本のアイデンティティの復活する年となるよう祈る次第です。
　さて、ロータリーの（恕の心）即ち思いやりの心を再確認する意味で、徒然草の第９８段の文章を紹介したいとおもいます。「上位の者は下位の者の立場に立ち、知恵ある者は愚かな者の側に立ち、裕福な者は貧しい者の心になり、才能ある者は才能なき者の身になるべきである。」ぎすぎすした世の中ですが、ロータリアンとして（優しい目線）と（穏やかな言葉）を心がけて生きたいものです。
　２０１２－２０１３年度残り６ヶ月、みなさまのご協力をあらためてお願い申し上げまして年頭の会長挨拶といたします。ありがとうございました。