市原中央ロータリークラブ週報      2013.11.05
第1223号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 関口 徳雄
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 石井 七郎
会 長:谷川 安男
幹 事:野田 晴己
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:谷川安男会長
ソング:君が代 奉仕の理想
司 会:山﨑 幸男SAA
お客様:公益財団法人 市原市体育協会 副理事長 常澄忠男様
                          専務理事 清水千秋様
     2013年度米山奨学生 パチャラニヨム・ギッサナーさん

例会内容
 点鐘
 会長挨拶 谷川安男会長
 幹事報告 野田晴己幹事
 公益財団法人 市原市体育協会 副理事長 常澄忠男様 専務理事 清水千秋様 協賛のお願い
 2013年度米山奨学生 パチャラニヨム・ギッサナーさん 近況報告
 結婚・誕生祝
 ニコニコ報告 出席報告
 点鐘 閉会

会長挨拶 :谷川安男会長

 皆さん こんにちは。
 本日のお客様は、公益財団法人 市原市体育協会 副理事長 常澄忠男様、同じく専務理事 清水千秋様、2013年度米山奨学生 パチャラニヨム・ギッサナーさんです。ようこそいらっしゃいました。のちほどご挨拶をお願いいたします。
 11月はロータリー財団月間です。来週は地区大会、翌週は市原ロータリークラブとの合同例会です。遠藤ロータリー財団委員長の卓話は11月26日になります。よろしくお願いします。
 世間では、楽天が日本一になりました。田中将大君が注目をあびていますが、今日は、先日NHKのアスリートの魂で放送された、山本真理子さんのお話をします。

 朝8時半、山本真理子選手は名門・大阪府警察に稽古に向かう。稽古は週5日、一日5時間行われる。山本選手は決して恵まれた体格ではないが、一瞬の隙をつき、技を決める。いわゆる「先をかける剣道」である。昨年の全日本女子剣道選手権もこの「先をかける剣道」で制覇した。
 大阪府警で山本選手を指導するのは、父・雅彦さん。実戦形式の「地稽古」では、まっさきに父の元に向かい、稽古をつんでもらう。山本選手の目標は全日本選手権の二連覇だ。
 全日本女子剣道選手権大会まであと3ヶ月となった6月、千葉・勝浦市で全国トップクラスの女性剣士が集まる強化合宿が行われた。大会2連覇を目指す山本真理子選手はこの時ある課題に直面していた。それは相手の隙を見つけて飛び込むことができないということだ。
 全日本選手権の大阪予選が開かれた。トーナメント形式で行われ、上位3人が本大会に出場する。昨年覇者の山本選手は、危なげなく通過すると思われていた。しかし、本大会出場が決まる3戦目で、後輩の選手に序盤から攻めこまれ、まさかの敗退を喫してしまった。その後、3位決定戦で勝ち、本大会出場はかろうじて決めることができた。
 帰宅し、後輩に敗れた試合を父と一緒に再生する山本選手。一本を取られた場面で、父が注目したのは山本選手の剣先だった。剣先が上にあがってしまい、相手を威圧していないという。そして、最後は気持ちだと父は言った。
 どうにかして自分の剣道を取り戻したい。この日も父・雅彦さんと稽古を行っていた。そして雅彦さんは山本真理子選手を奮い立たせようと、攻め込んでいるが山本選手は攻め返すことが出来なかった。このことについて雅彦さんは自分の気持ちがなければ身体も前に出ないので、自分自身に勝たなければならないと分析した。
 山本選手は幼い頃から父の背中を見つめ、剣の道を歩んできた。はじめて剣道を教わったのは5歳の時だった。父は世界選手権3位の実力者。「先をかける剣道」を得意としていた。山本選手は剣道の名門・PL学園に進学。OBだった父・雅彦さんは毎週稽古をつけに訪れた。PL学園剣道部の監督だった川上岑志は当時の稽古を思い出し「なんとしても(父親に)負けたくないというふうな形だった」などと話した。
 全日本選手権を1ヶ月後に控えたある日紅白戦が行われた。対戦相手は予選で負けた後輩だった。一進一退の攻防だったが、山本選手は後ろに下がった瞬間面を決められてしまった。大会一週間前、山本選手は父を地稽古を行った。父を相手に一歩も退くまいという覚悟で臨むと、見事に飛び込み面が決まった。「先をかける剣道」を取り戻す手がかりを掴んだ一撃だった。
 全日本選手権当日。朝7時、山本選手は会場に一番乗りした。全国の予選を勝ち抜いた64人が日本一を争う。二連覇を決めるためには6試合を勝ち抜かねばならない。初戦は全日本3位の実力を持つ選手だった。
 全日本選手権初戦。鈴木愛梨選手と戦った山本選手は、延長戦の末、面を決め勝利。その後4試合を勝ち進み、決勝進出を決めた。決勝の相手は昨年ベスト8の竹村奈緒美選手。ふたたびの延長戦を経、試合開始から17分、山本選手は小手を決め勝利。二連覇を達成した。
 大会終了後、稽古を再会する山本選手の姿。山本選手はいつものように父のもとに駆け寄り、地稽古を始めた。彼女の次の目標は全日本選手権3連覇。そして、前人未到の4連覇を目指している。

 日本には昔から、守破離という言葉があります。
 まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
 若い山本さんが、プロフェショナル(守破離)の道を進んでいますが、ロータリークラブの道にも通じるものがあるように思いました。

幹事報告: 野田晴己幹事
  
 な  し

委員会報告:  

 な  し

結婚・誕生祝
<結婚祝>
 古地昭夫会員/森正利会員/川越一男会員/宇津木三雄会員/
 山本一成会員/野田晴巳会員/河崎昌浩会員/

<誕生祝>                
 山﨑幸男会員/高橋啓子会員/車田好功会員/鎗田眞徳会員/
 小栗次雄会員/

<奥様誕生祝>
 田仲夫人/武田夫人/山﨑夫人/川越夫人/野田夫人/藤田夫人/

ニコニコ報告: 

 ◇榊原義久会員
  入会、ありがとうございます。
  今後共、よろしくお願いいたします。

 ◇公益財団法人 市原市体育協会
  第8回更級旗全国中学校選抜剣道大会のご支援よろしくお願いします。

出席報告:
在籍者数:52名 
出席者数:32名 
本日の出席率  :61.53% 
事務局:〒290-0056 千葉県市原市五井5584-1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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