市原中央ロータリークラブ週報      2014.1.14
第1232号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 関口 徳雄
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 石井 七郎
会 長:谷川 安男
幹 事:野田 晴己
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:谷川安男会長
ソング:
司 会:大西SAA
お客様:袖ケ浦ロータリークラブ 木本健太郎様
                      飯田英明様

例会内容
 点鐘
 会長挨拶 谷川安男会長
 幹事報告 野田晴己幹事
 卓話上期を振り返って 田仲正道様
 ニコニコ報告 出席報告
 点鐘 閉会

会長挨拶 :谷川安男会長

 皆さんこんにちは
 新年を迎え、おとそ気分のぬけないまま、すぐの連体で調子の出ない私ですが、
皆さんはいかがでしようか、私も今日からは、本格的に活動しようと思っています。
 本日のお客様は、
 袖ヶ浦ロータリークラブより の 木本健太郎様
 袖ヶ浦ロータリークラブより の 飯田英明様
 ようこそいらっしゃいました、ごゆっくりお過ごしください。


幹事報告: 野田晴己幹事
  
 な し

委員会報告:  

 な し

卓話上期を振り返って:谷川安男会長

 昨日はわがクラブが後援しています第8回更級旗全国中学校選抜剣道大会の開会式に出席してまいりました、全国から54チーム650名の中学生が参加する大きな大会で生徒たちの剣道に対する真剣な姿勢に元気をもらい感動して帰ってきました。
 昨年は開会式で帰って来ましたが今年は試合を見てきました、かなり迫力がありました。
 これからも後援としてできるだけサポートしていきたいと思います。
 協賛金をいただいた方には、メールボックス中にプログラムを入れてあります。
 今日はロータリー研修委員会、田仲委員の卓話です、この後よろしくおねがいします。
 国仲委員よりロータリーの卓活がありますので私は今日はマグロの話をさせていただきます。

 毎年、築地での初セリで大間のマグロに高値がついたとテレビなどで放送されます。今年は736万円と昨年のように1億円越えとはいかなかったようです。
 先日テレビで、大間の1本釣り漁法、はえ縄漁法を放送していて画面に見はまりました。大間は明治から昭和まで1本釣りが主であり豊漁の年が続いたそうですが、昭和50年前後を境に魚影が薄くなり、つい最近まで水揚げがほとんどなかったようです。
 『マグロが来たと』活気づいたのは平成5年10月の事でありました。平成6年に440kgの超大物が上がり、以来毎年水揚げがされるようになり平成7年には22トン、平成8年には170トンと順調に水揚げされているマグロ漁は、むかしは7月から10月ごろまでが漁業の時期だったが、現在は9月から12月ごろに変化しているようです。
釣り方も1本釣りと、はえ縄漁法があり明確に時間をきめられています。日の出から日の入りまでが1本釣り、日が落ちてから日の出までがはえ縄漁法漁船の発達等で差が出てくるが、皆に公平なようにするためだそうです。
 対岸の北海道の戸井船団は、魚影を追って責任者がその場所を指定すると1列に船が並んで同じ時間に、はえ縄を海に入れていく、皆に公平なように考えているようです。マグロ釣りは運もあるから名人といわれる人でも、1か月に1本も釣れないこともある。仲間たちも心配するが手伝うことはできない、しかし名人がつりあげた情報が入ると船によっていって自分の事のように喜ぶ、深いきずなを感じます。
 自分たちは100kgのマグロを目にすることはできないが、マグロを喜んで食べてくれる人達そして家族のためにも頑張るしかないといい、マグロの引きがいいんだよと笑顔になる。ロータリークラブの四つのテストを思いうかべました。
 余談ですが、大間のマグロ漁師の名で青森県内の児童療養施設・6ヶ所に手紙を添えて現金が届いたそうです「私産漁師も海から授けていただくすべて命あるものに、感謝しています、前途ある子供達におくります
2011年から続いているそうです。


ロータリー財団卓話 田仲正道委員長

  皆さんこんにちは。
本国はロータリー研修委員会の一員としての卓話をさせていただきます。
本来であれば職業奉仕等ロータリーの根幹に拘わるお話をすべきでしょうが、当クラブには鈴木PG、池田地区職業奉仕委員等論客が多数いらっしゃいますので、今日は私のロータリーとの出会い、会員になってからの感想反省、現在のロータリーに対する想いをお話させていただきます。
 会員の皆様の貴重なお時間を無駄なものにしないように、お話をするつもりですが、万一そのような卓話になりましたら、ロータリアンの寛容の精神でお許しください。
 私がロータリークラブという言葉を知りましたのは、サラリーマンの時代でした。支店長が会員になっていました。
今思い返しますと某支店長は非常に出席率の高い方でした。
例会場に送って行ったことが何回かありました。
例会場を除くと勤務先のVIPのお客様が欅をかけてこまごまと動いていらっしゃいました。
率直な印象は「大人のままごと」のように見えました。
「ロータリークラブとはどういうものですか?」と質問すると「奉仕をする団体だよ」との回答でした。
 1989年(平成元年)にサラリーマンを辞めて今の仕事に就いて暫らくした1995年、ロータリークラブという言葉さえ忘れていた時、当時の当クラブの会員であつた故・宮崎勝さんに「田仲さん毎週火曜日に昼飯を一緒に食べないか?」と言われました。
「ロータリークラブに入会しないかということですか?」と聞きますと「そうだよ」という返事でした。当時、私がロータリーに入会することは分不相応に思えましたが、断り切れず入会させていただきました。
当初は例会に出席するだけで精一杯でした。
ロータリーの勉強などは全くしませんでした。
入会後2年経った1997年から98年にかけて長期欠席をするようになりました。
2回3回と欠席しているうちに例会に出づらくなってしまったのです。
そのまま退会しようと思いましたが、せっかく知り合いになった会員の皆さんとのお付き合いを断つのは将来のかけがえのない友をなくすことになるのでは?
もう一度会員の皆さんと親しくお付き合いをさせていただきたいと思い、いつかは再び例会に出席したいと思う様になりました。
しかし気弱な私は五井グランドホテルに足が向きませんでした。
ある時、クラブからのFAXの中にゴミゼロ運動の16号線の清掃の奉仕活動のご案内がありました。
「ロータリーに復帰するには、これに参力口するしかない」と思い、参力日に○印をし返信しました。
恐る恐る臨海競技場の駐車場に行きますと、参加の会員の皆さんが温かく迎えてくださいました。清掃が終わり当時営業していたマルキンで昼食を摂ったときには、かなり気分がほぐれて来ました。
ロータリアンの寛容の精神に溢れた対応をしていただけました。
直後の例会に出席させていただき、その後はできるだけ例会に出席するように努力しました。
例会に出席するようになったものの、相変わらずロータリーに関しての本を読む等の勉強はしませんでした。
四大奉仕が何かも解らず、職業奉仕は無料で商品を提供したり、労務を提供することなのかと思ったりのレベルでした。
この職業奉仕に対する認識は「ロータリー心と原点」を著されたRI第2700地区パストガバナーの廣畑富雄氏も同書の中で「職業奉仕については、私もロータリーに入りたての頃、良く分からなかったですね。職業を通じた奉仕活動なのだから、たとえば弁護士さんが、無料の法律相談をやる。あるいはお医者さんが、無医村に出かけて行って無料で診察する、そういうのが職業奉仕かと思っていました。しかしロータリーの本を読むと、そういうのは立派な行為だけれども、職業奉仕ではなくて、むしろ社会奉仕だと書いてあります。……」
と書かれています。廣畑さんでさえそうだったのかと妙な安心をしました。
そんな私に2005~6年の幹事をとのお話がありました。
入会後10年近く経っていましたが、いままでお話した程度のロータリアンでしたので、お断りすべきであったと思いますが、この話を私にお伝えいただいたのは高校、大学の先輩の官野会員でした。
「田仲君、おまえは俺の後輩だよな。先輩の言うことは何でも聞くものだぞ。今度クラブの幹事をやりなさい」とのお言葉でした。
これはもうお断りはできませんでした。幹事をお引き受けいたしました。
山崎会長には頼りきりで大変お世話になりました。
この頃から少しづつロータリーについて考えたり、勉強をするようになりました。
やつと四大奉仕とは何と何か言えるようになってきました。
幹事を務めるうちに他クラブの会長幹事の皆さんと親しくお付き合いさせていただくようになりました。友人、知人が増えてきました。
当クラブの千葉さんもメンバーですがこの時の分区内の各クラブの幹事、副幹事で「56会」という会を作っています。
いまだに年に4回ほど楽しい時間を過ごしております。
だんだんロータリーの良さを感じるようになりました。
幹事が終わってからは、幹事になる前と比ベロータリーに対して余裕を持って接することができるようになりました。楽しめるようになりました。
幹事を務めた者の当然の結果でしょうが、2010~11年度の会長にとのお話をいただきました。
これは正真正銘、私の能力では務め切れないものと思い固辞致しました。
退会してもお断りするつもりで、背広の内ポケットに退会届を忍ばせて例会に出席しておりました。
ここで再び尊敬申し上げている宮野先輩の登場でした。
ご夫妻で私の会社にお見えになり、愚妻が尊敬している宮野夫人の説得を受け入れ、私が会長をお引き受けすることになりました。
お陰でまたまた他クラブの多くの皆さんの知己を得ることができました。
会長挨拶では極カロータリーの話、特に職業奉仕に関することを話させていただきました。
3分の話の為には数時間の準備が必要でした。
お陰でかなりの勉強ができたと思っております。
これは幹事をしていただいた守屋会員の素晴らしい職務遂行能力のお陰と思っています。
私のような幹事でしたら、会長はのんびりしている訳にはいきません。
守屋会員には心より感謝申し上げます。
会長も終り、ロータリーの大役も全て終わったとホッとしている時に私の次に会長をお努めいただいた千葉さんから、千葉港RCのTさんのピンチヒッターとして、なんと第3分区Bのガバナー補佐をどうか?というお話をいただきました。
私よりも先輩のガバナー補佐に相応しいパスト会長が沢山いらっしゃる旨をお話し、これもお断りしようと思いましたが、先輩パスト会長には全て皆さんにお願いして、お断りされたとのことでした。直前会長の私の次の方はおりません。またまた宮野先輩に御苦労をお掛けする訳にもいかないと思い、また千葉さんの顔を潰す訳にもいきませんので、お受けしました。
同期の14人の中で一人だけ出遅れた、知識も能力も最低のガバナー補佐でした。
ガバナーの得居さんは大学の学科まで同じ先輩でした。
先輩という言葉に弱い私は、私なりに得居ガバナーを補佐したつもりです。
ガバナーネ甫佐として分区内の各クラブを訪問させていただきました。
自分の手に負えないような質問をされたら、ガバナー補佐として認めていただくことができなかったらどうしょうと内心不安だらけの訪間でした。
準備も大変でしたが、各クラブの会員の皆様、事務局員の皆様と知り合いになれたことは幸せなことでした。
 残るは国際ロータリー第2790地区ガバナーだけですが、これだけはできません。
私のロータリー史のようなものを長々とお話いたしました。
 私のロータリー感、ロータリーに対する考え方をお話いたします。
当初、ロータリーの勉強をしなかったとお話いたしましたが、あえて本を読むとかの座学は必要ないのかも知れません。
例会や地区の各種セミナー、地区大会等が勉強の場であると思います。
ロータリークラブの例会には宝の山があると言われます。
関ロガバナーは「親睦とは、申すまでもなく(奉仕の心)を作り出すための例会における諸活動でありますが、ロータリアン個人の心と心が結合した過程であって、互いに切磋琢磨しながら自らの人格を磨き合う状態を表す概念であります。従って、例会の位置づけが最も大切になります。」と述べておられます。
是非とも例会には極力出席していただきたいと思います。
その観点から私はインターネットのホームページ上で例会を開催するEクラブの存在に疑間を持ちます。
 ロータリアンにノーという言葉はないと言われますが、お話のある役職はできるだけお受けし、真摯に取り組んで見てはどうでしょう?
皆さんの会社の中では社長に対して指示や依頼は殆どないと思います。
勿論、ご自分の仕事が第一ですが団体の中で与えられた職務を遂行することは経営者としても勉強になるのではと思います。
ご自分がロータリークラブの会員であることの意義をもう一度、考えてみてください。
クラブを研鑽の場と認識してみてください。
 ロータリーは知人の集まりではなく、友人の集まりです。
「ロータリーの心と原点」で読ませていただいたポール・ハリスの「ロータリーとは何か」という自問自答を御紹介いたします。
ロータリーとは何か、何千人のロータリアンに聞けば、何千通りの答が返ってくるだろう。
しかし、もしロータリーが、より寛容で、より他の人の良さを認め、より他の人と親しく交わり、助け合うようにしてくれるなら、そして、人生の美しさと喜びを発散し伝えるようにしてくれるなら、それが我々が求めるロータリーのすべてである。それ以上ロータリーに何を求めることがあろうか。」と語っておられます。
ロータリーが皆様の人生にとって有意義なものであり続けるようお祈り申しあげまして、私のつたない卓話とさせていただきます。


ニコニコ報告: 


出席報告:
在籍者数:51名 
出席者数:30名 
本日の出席率:64.4% 
事務局:〒290-0056 千葉県市原市五井5584-1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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