市原中央ロータリークラブ週報      2014.3.4
第1238号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 関口 徳雄
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 石井 七郎
会 長:谷川 安男
幹 事:野田 晴己
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:谷川安男会長
ソング:
司 会:山崎SAA
お客様:根本泉会員
     榊原義久会員
     川崎隆之会員


例会内容
 点鐘
 会長挨拶 谷川安男会長
 幹事報告 野田晴己幹事
 卓話上期を振り返って 谷川安男会長
 ニコニコ報告 出席報告
 点鐘 閉会

会長挨拶 :谷川安男会長

 皆さんこんばんは
本日は、お忙しい中、新年会並びに新入会員歓迎会にこのように大勢の皆さんのご参加を頂きありがとうございます。
今日は昨年6月に入会されました根本泉会員
     昨年10月に入会されました榊原義久会員
     今年1月に入会されました川崎隆之会員
3名の歓迎会です、皆さんとの懇親を深めることが出来れば思います
昨日は、職業奉仕セミナーがあり藤川亨胤パストガバナーの講演があり
その中で先生は、29歳でロータリーに入会され、現在37年目だそうですが
なんで、あんな奴がロータリーアンだと、人に言われないようにするためには
どうすればいいかを、日々自間自答しながら行動してきたと話されました。
そしてロータリークラブは、毎週の例会を通じて心から信頼できる異業種の
会員に笑顔であえる楽しみがあるとも話されました、いかがでしようか
皆さんのこれからのロータリーライフが素晴らしいものとなることを、祈念しながら
簡単ですが、挨拶とさせていただきます。


幹事報告: 野田晴己幹事
  
 な し

結婚・誕生祝
<結婚祝>
泉水博史会員/守屋謙一郎会員/山﨑隆之会員/

<誕生祝>              
遠藤元明会員/武田勲会員/米澤征一郎会員/

<奥様誕生祝>
諏訪夫人/佐川夫人/宇津木夫人/鈴木幸平夫人/大倉夫人/泉水夫人/守屋夫人/山﨑夫人

卓話上期を振り返って:谷川安男会長

 ポール・ハリスがロータリーを作った動機を聞かれて、「ただ淋しかっただけだ」と答えたのは有名な話ですが、彼はその著書の中でも、奉仕ということを説くよりも、その幾層倍か繰り返し繰り返し、友情、友誼ということを熱っぽく語っています。「親友が無かったらこの世は闇だ。貧乏にも病気にも、どんな世の変動にも耐えることは出来るが、友達が無かったら生きる甲斐もない…」とまで彼は言っているのです。
 またこういうこともポールはその著書、“This Rotarian Age”の中で言っています。彼の友人の中に非常に出席率のいい病身のロータリアンが居た。彼は病気勝ちである上に、例会場は二十マイルも離れた所にある。それなのに毎週の例会に彼の姿を見ないことは稀であった。そうしてはるばる出掛けてきて、彼は例会で何を獲たのか。獲たものは単に友人との握手だけだったかも知れぬ。あるいは単なる微笑だったかも知れぬ……人生行路に励ましを与えてくれるものは微笑である。友情を喚起するのも微笑である。微笑は人の心の嵐を静めてくれる……
 こういうポールだから、教条主義の論義を厭い、奉仕、奉仕と高踏的なお題目を唱えることには批判的で、「奉仕」という言葉より「役に立つ」usefulnessという言葉の方が適切だ、とも言って居ります。ロータリーを楽しむとはこういうことではないでしょうか。私は年来ロータリーの真髄を説明するのに、「人様のお役に立つ喜び」という言葉を使っていますが、いかがなものでしょう。
 では、この他人の役に立つ喜びというのは、一体どういうことなのでしょう。それは先程述べた「友達が無ければ生きる甲斐もない」というポールの述懐と表裏をなす心理であって、これこそ人間存在の本質に根ざす問題なのです。ここで一つ具体的な事例を申し上げましょう。これは、昔私が実際に学校で法律の先生から聞いた話ですが、その先生が勉強のつもりで、特に頼んで刑務所に入れて貰ったことがあるそうです。そこで囚人達と交ってみると、囚人達は皆雑居房を望んで独房には入りたがらない。無論独房に入れられるのは凶悪犯ですが、先生はこの囚人の心理状態を観察する為に隣の部屋に入れて貰いました。そこで発見したことは、この凶悪犯が夜になると壁に向かって独り声色を使いながら、始終何か色々の話をしている。その話相手は家に残してきた妻だったり、子供だったり色々ですが、殺人犯でもこうして独りになると、室に入ってきた蟻一匹でも大事にして餌をやったりしている、というのです。相手を求めるその心情は涙ぐましいもので、人間を絶対孤独の状態に置いたら狂い死するだろう、と先生が言って居りました。
 これを要するに、人間はいみじくも「人の間」と書かれる様に、人と人との間柄に於て存在するものであって、厳密な意味で一人だけの人間存在はあり得ない、ということなのであります。私があって貴方があり、貴方があって私がある。男があるから女があり、女があるから男がある……この厳然として動かすべからざる人生の哲理を知ることが、奉仕の出発点であります。


出席報告:
在籍者数:51名 
出席者数:34名 
本日の出席率  :73.9% 
事務局:〒290-0056 千葉県市原市五井5584-1 五井グランドホテル
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