市原中央ロータリークラブ週報      2014.7.15
第1255号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 宇佐見 透
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 林 正弘
会 長:武田 勲
幹 事:鎗田 眞徳
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:武田 勲会長04
ソング:手にてつないで
司 会:遠藤SAA
お客様:

 

 

 

 

                          SAA 遠藤元明


例会内容
 点鐘
 会長挨拶 武田勲会長
 幹事報告 鎗田眞徳幹事
 ニコニコ報告 出席報告
 点鐘 閉会


会長挨拶 :武田勲会長01

今日は、先週水曜日、横浜山手夜に千葉緑に
行ってきました。
其の後インターアクトのセミナーがありまして、
宮寺さんと行ってきまして、
久し振りにセミナーに出ました。13クラブの方が
出席なさいました。
8月20日年次大会がありますので後日、御案内
を送ります。
望洋高校のインターアクト昨年11月は韓国の2名
参加しました。
今年は台湾の台地で2泊し交流させてもらいたいそうで2名ほど参加します。
来週新旧会長・幹事激励慰労会(向島屋形船)を行ないます。
参加人数34名です。今回遠藤会員の御紹介で1名体験入会されます。
みなさん健康に気を付けて頑張っていきましょう。



幹事報告: 鎗田眞徳幹事02

7月1日例会に第3区Bの5クラブの会長、幹事さん
御訪問していただきました。
その後武田会長と共に2人で7月2日市原ロータリ
ークラブ、その夜千葉北ロータリークラブ
3日千葉港ロータリークラブ
4日千葉南ロータリークラブ
9日夜千葉緑ロータリークラブに会長と共に無事
御挨拶いってまいりました。
7月4日横浜山手ロータリーの会長と副幹事さん
来ていただきましたが、7月9日
武田会長、谷川直前会長、野田直前幹事、三好親睦委員長、私鎗田と5名で無事訪問してまいりました。
7月29日林ガバナー補佐の訪問がありますので出席をして下さい。
以上です。


親睦委員会(三好委員長報告)

・7月22日、新旧会長・幹事激励慰労会に34名で参加予定しております。4時30分バスが出ますので乗り後れがないようお願いします。
・8月23日夜納涼家族夜例会(バーベキュー大会)を行ないます。4時30分バスが出ます。


03
鈴木雅博会員に・地区危機管理委員会
           ・地区諮問委員会
の委嘱状が送られました。

 

 


卓話:ロータリー研修委員会03
    鈴木雅博会員

ロータリーとは何?ロータリーに対する考え方

ロータリアンである私たちが
『ロータリーって何だろう?』と
ポール・ハリスがロータリーを始めたころの
彼を取り巻くいろいろな状況や
ロータリー運動の現状の方向性や活動状況を
みながら考えた時
ロータリーの本質的な所を
良く見極めておかなければならないとも感じて、
良い機会を戴いたものと考え
私の私見をお話させて戴きます。
ロータリーに対する考え方は
お一人お一人異なった考えを持って居られると思いますし
異なった考えのもとでは
運動の進め方にも違いがあるのは当然です。
誕生以来100年を経過してくる中で
『平和でより良い社会を築こう』とする
基本的な考えは変わっていませんでしょうが
その基本的な考えの実現に向けての
進め方・実践の仕方については
ロータリアンの心へ訴え
ロータリアンの意識の向上から進めようとするより
華々しい奉仕プロジェクトの実践を督励する
事業本位の方向にすすんでしまって居ように見えてなりません。
ポール・ハリスの自叙伝を読み返してみました。
シカゴで事務所を開いて弁護士活動をしている中で
何故ロータリーを始めようかと思ったかは
幼少期に親代わりになった祖父母の影響や
バーモント州の田舎の自然の風景
町の人たちの深い人情が
多感な少年に大きく影響して居るとともに
放浪の4年間が、彼の心に深い感性を与えたからだろうと考えられます。
私し流にかんがえますと
単純に奉仕事業を企てたのでは無く
心の拠り所を持つ事が大切なんだと
思ったからだと考えられるのです。
心の拠り所を持つと云う事は
人の気持ちに安心感や周囲への思い遣りの気持ちを育て
その心の拠り所の繋がりによる広がりによって
平和で平穏な社会が出来て来るものであるとかんがえ
その手始めとして
周囲の仲間との語りあいの会を持つ事を考えたと思います。
心を許せる仲間と集まり、語り合う事から親しみが増し
お互い労りあう思い遣りの気持ちを
育むことで
信頼関係が生まれます。
『競争が無ければ発展は無い』という考えや
『正義は自分だけにあって、自分だけ善ければ良い』
と云う考えを主流とし
他人を排斥し、周囲を掻き分けて
甘い果実を独り占めしようと
する人も居ますが
『人間として如何あるべきか』を思うと
それでは何とも
遣りきれない虚しさや寂しさを感じます。
そんな、虚しさ、寂しさから脱して
人々の心に安らぎを与えれば
社会を明るくして行く事が出来ると考え
精神的な運動として
ロータリーを始めたに相違ありません。
P・ハリスの著書
『ジス・ロータリアン・エイジ』を
(ロータリーの理想と友愛)
日本のロータリー運動の創始者であります
米山梅吉さんが
昭和11年(1936)3月に翻訳出版したのですが
その本の緒言で
ロータリーを『精神的国際運動』だと
云いあらわして居ります。
さらに緒言の一部を引用してみますと
単なる社交機関の類で無い事、
各々その祖国に忠良な国民であって、
種々職業を異にした実業人が広く友愛の主義に
よって結合し、
まずその道徳水準を高めて自己の利益を第一とする態度を改め、
もっぱら国家社会の福利に貢献するところがあるように奉仕の精神を基調として会合し、
政治宗教の外に立ち国際の親善、やがては世界の平和をこいねがう
と云うのが
ロータリーの運動の理想とその組織の真相であり、
それを周知させるために
この書・すなわち『ジス・ロータリアン・エイジ』
を得る事が出来たのは
真に幸いであると記して
ロータリーの本質は『此処』にあり
と云って居ります。
奉仕事業の展開も
もちろん社会の福利に貢献しますが
ロータリーでは、
まず自己の道徳水準をたかめ
高められた道徳水準で事業活動・社会活動に当たろ
うとして居るものと考えられます。
此のように考えますと
職業奉仕で云う言葉の意味も自然に理解出来
ロータリーが『Iserve』であると云われる事の意味
がわかってきます。
ロータリーで「五大奉仕」と云い
奉仕の基本を特別に五つに別けています。
私はロータリーの奉仕の重要なものとして
クラブ奉仕と
職業奉仕を挙げたいと思います。
クラブ奉仕は米山梅吉翁が言われている
『奉仕の精神』の涵養のために
ロータリアンが会同し、
道徳の水準を高める為の作用を受け持つ
基本的なものであり
クラブ会員のためクラブの為の思い遣りの精神を宿す
ものであると思います。
職業奉仕は
実業人の心に作用する
ロータリーならではの大切な精神であり
顧客、従業者本人を含むその家族を始め
関連するあらゆる所へ向けての思い遣りは
地域社会から国家社会、そして世界につながってゆく
ものであり
道徳水準を高めた質の良い奉仕の精神であり
個々のロータリアンの心の中に宿るものであります。
此の二つの奉仕の精神が理解され
ロータリアンの日常の中で無意識のうちに行われると
社会奉仕や国際社会に
自然に伝わってゆくのではありませんか。
私自身にもあてはまるのですが
結果を急いで過程を疎かにしたり
自身の不徳を忘れて
周囲や他とのバランスを取らず
思い上がった行動に走ってしまう時もあり
反省しなければならない事がありましたが
ロータリーに参加して
多くの晴らしい人たちとのお付合いの中から沢山の事
を学ぶ事が出来ました。
ロータリーは
私の一人善がりを正してくれる学校でもあります。
奉仕事業の為にロータリーに参加して居るのでは無く
精神的に質の良い生活をし
自己の道徳水準を高め
社会に貢献できる為の意識を育てる場としてロータリ
ーがあるのだと考えます。
世の中には
奉仕を標榜する団体や組織が数多くありますが
人の生き方の基本を学びあおうとするものは
ロータリーの外には無いのではありませんか。
良い本を読んだり
良い音楽を聞いたり
素晴らしい絵を鑑賞したりすることは
人の感性を豊かにします。
良い友人と交流出来る
質の良い環境は
質の良い心を育み
質の良い人格形成に大きな力を与え
高い道徳水準を身につける為の
大切なものです。
ロータリークラブは
そんな質の良い環境のものであり
そこに会同するロータリアンが
お互いの交流の中で
自ら質の良い環境を築き上げ
お互いに
道徳水準を高める事が出来るのであります。
『ロータリーって何?』
って聞かれたら
『ロ―タリーは奉仕団体では無く、良い奉仕が出来る
ように一生懸命勉強する人たちの集りです』
と答えようと思って居ます。
始めに申しました通り
さまざまなお考えが在ると思いますが、
私の私見としてお聞き下さいますよう
お願いして
お話しを終わります。
有難うございます。


出席報告:
在籍者数:50名 
出席者数:29名 
本日の出席率:61.72% 
事務局:〒290-0056 千葉県市原市五井5584-1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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