市原中央ロータリークラブ週報      2014.10.28
第1268号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 宇佐見 透
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 林 正弘
会 長:武田 勲
幹 事:鎗田 眞徳
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:武田 勲会長
ソング:手にてつないで
司 会:松田紀明SAA
お客様:なし


例会内容
 点鐘
 会長挨拶 武田勲会長
 幹事報告 鎗田眞徳幹事
 ニコニコ報告 出席報告
 点鐘 閉会


会長挨拶 :武田勲会長
01

 滝沢クリステルの「お・も・て・な・し」で東京オリンピックの誘致が決定されてから、観光地を含め全国で「おもてなし」が流行っております。でもなかなか「おもてなし」を実感することはまれだと思われます。
 先だって遠藤会員が鉄板料理のお店を開いたということで、オープン前の食事会に招待されました。そこでの席カードのコメントに大変感動しました。招待者の名前の各文字を頭にしてそれぞれの人柄を一行づつ表現した文章でした。私のものは会長としての心構えを表現したものでしたが、隣の席の及川会員のコメント文章を見させていただきましたら、及川会員の人柄を言い当てた楽しいものでした。参加した会員皆さんも頂いたカードに感動しておりました。娘さんに文章を考えて貰ったということですが、遠藤会員・奥様が会員のことをよく見て普段感じていることを素直に伝えたからこそ、この「おもてなし」ができたと云えるでしょう。この心があれば「創作鉄板ENDO」の商売繁盛は間違いないでしょう。おもてなしの返礼にコマーシャルをいたしました。


卓話 :職業奉仕委員会議 宮野委員長卓話02

 職業奉仕の意味が分かりにくく、むずかしいと言われている。
 シェルドンの奉仕の哲学は、体得する修練の場がロータリーの主とした活動の場であり、そこで培養された奉仕の心をもって職業生活の場で実践に移す事、自己研鐟しながら職業生活に適用する。この活動こそが職業奉仕であると述べています。今年度、ここに注目したいと考えております。
 ロータリーは、会員相互の交流の中で徳(奉仕のこころ)を積み続ける事を期待しており、人格の修練は生涯の課題、毎週の例会への出席は楽しみながらとしています。
 奉仕の第2部門である職業奉仕の目的は、事業及び専門職務の道徳的水準を高め、あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理念を生かして行く事と言われております。
 ロータリーが発足して間もなく、シェルドンが提唱した「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」をモットーの下、ロータリアン一人一人の責任として、各々ロータリアンが各自の職場で個人的な貢献が行なわれており、職業奉仕はロータリーの金看板として、ことに日本のロータリアンに信奉されてきました。
 シェルドンのロータリー活動は「他人にしてもらいたい事を、他人にせよ」「他人に奉仕すれば利益が得られる」と共通した考えを示し、更に「商売に成功するには奉仕の理念に基づいて、継続的に利益をもたらす顧客を確保する事」と言っています。03
 顧客満足と企業の社会的責任について、「社会に、地域に、顧客に、そして従業員に信用・信頼を得る事が、事業活動の継続発展を可能にする」という考え方が前提にあり、顧客満足とは、顧客満足度とも呼ばれ、「人は物品を購入するとき、そのものに何らかの満足を感じた時に購入する」と言われています。
 顧客満足度が追及される商戦では、サービスを「戦略」の中心に置いた経営が必要に思われます。経営者からパートさんまで全員で”顧客の視点”でサービスを考え、顧客の抱える問題の解決に全神経を費やす全社的社内風土づくりが要求されます。顧客は常に自分は特別な存在でありたい。その心理をサービスで喜んでいただけたらなら、顧客は会社のコンサルタントとして役割を果たし、また、最も熱心で最も信頼のおけるスポークスマンとなるでしょう。もはや人々の役に立ちたいと思い、人々の役に立つ仕事を見つけ出さねばなりません。顧客との接点の現場に於いて、顧客情報収集の量と質にかかっていると思います。それを顧客の特性別に差別化(上下・優劣をつけるのではない)識別化して、マスとしての顧客から個客化へと進化させなくてはなりません。更には社員ロイヤルティの高さが顧客ロイヤルティの高さを生み、生き残りをかけての企業価値を高める図式を構築せねばなりません。
 ところで、世界中のロータリアンが職業奉仕をどのように定義しているかをご紹介してみたいと思います。
 「職業奉仕とは生04活の糧を得る方法を生きがいに変えるもの」
 「職業奉仕とは職場で、そして生活の中で、ロータリーを生かしていく事」
 「職業奉仕とは職業に誇りを持ち、正直かつ品位のある方法で職業を実践しようとするもの」
 これらの定義から、職業奉仕には様々な取り組み方がありますが、基盤は「ロータリアンは職業を通じて社会に貢献しなくてはならない」という事になるでしょう。
 ロータリーの職業奉仕は、シェルドンによって100年前に出来上がった理念であり、今日の企業活動の根底の部分であることに違いありません。
 ロータリーの固有の奉仕の理念は、それを打開するためにも変えてはならないと考えます。ロータリーが他の奉仕団体と本質的に違う点は、職業奉仕の概念を持っている事で、職業奉仕の理念を捨て去って、ボランティア組織に移行する事の愚かさを自覚しなければなりません。
 職業人として、各々がその職業に励み、ロータリーの歴史観や知識を深め、人間性を高め、お互い徳育を磨き合い、道徳心を習得する事が基本であり、職業の繁栄に結び付ける事、職業人としての誇りと自信を身に着けるところにロータリアンとしての本質を感じます。日本のロータリークラブをあくまで職業奉仕の団体として、守り育てて行く事が大切です。
 職業奉仕はあくまで、個人奉仕であるという原則を貫いていくべきと考えております。




ニコニコ報告

◇遠藤 元明会員
創作鉄板100
今後共宜しくお願い致します

 


出席報告:
在籍者数:49名 
出席者数:32名 
本日の出席率:68.0% 
事務局:〒290-0056 千葉県市原市五井5584-1 五井グランドホテル
      TEL0436(23)1211 FAX0436(23)1217
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