市原中央ロータリークラブ週報      2015.1.20
第1277号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 宇佐見 透
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 林 正弘
会 長:武田 勲
幹 事:鎗田 眞徳
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:武田 勲会長
ソング:手にてつないで
司 会:遠藤SAA
お客様:ローターアクトクラブ会長 後藤 祐太様


例会内容
 点鐘
 会長挨拶 武田勲会長
 幹事報告 鎗田眞徳幹事
 出席報告
 点鐘 閉会


会長挨拶 :武田勲会長
01
 今はインターネットの時代ですが、それを利用して商品に楊枝を刺したりしての逃亡劇の動画アップや、店員に土下座させて動画をアップして自己顕示の末いずれも逮捕。何を考えてこんなことをするのかと思うとともに、動画アップの操作も分かりません。
 当クラブもホームページを開設しておりますが、会員の皆様はネット上の週報をどれくらいの方が見ておられるでしょうか。やはり6名程度と少ないですね。かくいう私も半年ぶりに見ました。
会長挨拶がきちんと載せられているので、紙だと関係者だけですがこれを万人の人に見られていると思うとやたらなことを云えなくなり、会長挨拶に恐怖心が湧き話すことが億劫になりました。
仕事上官公庁の入札に参加するのですが、電子入札となっております。先日入札案件に申請しようとしたらエラーで出来ない。更新した認証カードが県の電子入札システムに上手く接続できていなかったことが原因で、完了するまで3~4時間かかってしまいました。RIや地区との連絡はネット経由になっているので、パスワード等を忘れたら大変な目になってしまいました。便利になりましたが、つくづくアナログ時代が良かったと思う今日この頃です。


幹事報告: 鎗田眞徳幹事02

 先週評決頂きました。新人会員候補の長田さんですが入会が認められました。
正式には2月1日からですが1月27日の新年会にお誘いして参加して頂ける事になりました。どうぞ皆様温かい迎え入れ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 


卓話:ロータリー研修委員会 時田 矗委員 卓話03

 1983年1月に市原ロータリークラブに誘われ入会を許されて以来30年余になります。ロータリークラブの存在は何となく知って居ましたが其の詳しい内容を把握出来て居た訳でもなく、唯、地域の重鎮の方々の集まりなのかと感じて居り、大変ハイクラスな人達が集まるクラブとの認識でしたが入会して其の素晴らしさに感動を受けました。
 入会当初は唯夢中で例会に出席しロータリーとは如何様のものなのかを知ろうと心掛け、先輩会員の話に耳を傾け、先輩会員の姿勢を拝見する中からロータリーの会員になる為の多くを学ぶ事が出来ました。
 中でも一番感動を受けたのは、ロータリークラブとは上質な奉仕を志す人が相い和し、自己を研鑽し合う勉強の場であり、クラブで積んだ高尚な精神で自己の事業活動・社会生活を送る事が『ロータリーの奉仕』の本意である

と教えられステータスを誇示する為のものでは無いと諭された事であります。
ロータリーの奉仕とは、ロータリアン個々の行動から生じるものであり其の行動はロータリークラブに在籍し例会(上質な交流・上質な場・上質な集まりに出席してお互いに切磋琢磨しあう(上質な勉強)事によって生まれた高尚な思想を基に持つもので無ければならないという事です。05
例会に出席し上質な交友が結ばれれば、知識や教養が育まれ品性が磨かれ徳が積まれ人格を高める事が出来ます、人格が高まればギラギラした闘士は円やかになり人の自信と包容力となり人を輝かせ周囲に好影響を与える事となります。その様な人に成ること成ろうと努力するのがロータリアンであり、その様に生きる事がロータリーの奉仕でありましょう。
事業人を会員の条件としているロータリークラブは、「ロータリーの目的」の第2に高い倫理基準を保ち自己の職業が高潔なるものであることとし、「ロータリーの行動規範」にも、高い行動規範に基づいた行動・即ちロータリアンの生き方を高潔にせよと規範を更に、ロータリーや他のロータリアンの評判を落とすような言動を避けよと律しております。
 人の生き方を律する思想は対象を事業人・職業人と限らず人総てを対象として、宗教によるもの或いは古来の多くの思想家によって我々の生きる導は示されて居りますが、『職業奉仕』という言葉で人の生き方を示し、その思想を基に高尚な事業生活・人生を送れ、と云う事がロータリーの思想であり、其の思想に沿って生きる事でロータリーの奉仕が為される事となるのです。
四大奉仕・五大奉仕といって奉仕を分けて居ますが、ロータリーの奉仕の基本は職業奉仕が基本の思想であり[ロータリーの魂]とも言えると思います。分割された奉仕部門が在りますが各奉仕部門は職業奉仕の思想を根底に置いた其々の奉仕で無ければ「ロータリーの奉仕」と称するには無理があるのではないでしょうか。職業奉仕・クラブ奉仕以外は通俗の奉仕団体の奉仕と同一に理解されやすくともすると容易な解釈に走り職業奉仕の思想を置き去りにしてしまう危険があり重々注意しなければならないでしょう。
06ロータリーは変化しなければならないとして、クラブ挙げての事業や永続性を持った事業実施が近頃督励されて居る事に対し、「個人奉仕」「単年事業」を基本と考えて来た私には現在のロータリーの方向は、「ロータリーの魂」を捨て去り世俗の奉仕団体と同列に身を置いてしまった様に思えてなりません。
「事業の開始にはロータリーが起爆役を務めても其の推進では他者に主導を譲り補佐役となり、事業の完成や成果の功労者にはならず、他者に其の栄を譲る」と云う奥ゆかしさは何処へ捨ててしまったのでしょうか。
今では、其の過程・成果を大いに掲げロータリーの宣伝の材料とする姿勢で居り、嘗て憧れて居たロータリーの謙虚な姿は消えてしまい其処には無い様に見えます。
事業の多寡でロータリーを評価するのでは無く、如何に優れたロータリアンを育てたかによってロータリーを評価すると云う、本当のロータリーに立ち返り素晴らしいロータリー人生を送れる様になれる日が来るのでしょうか。
「ロータリーは精神的国際運動だ」と云います、ロータリアンが道徳的・倫理的に高尚な思想を身に付け人の心に訴え、人に感動を与える生き方が実践出来た時、初めてロータリーの奉仕が為され、ロータリーが輝きを発する時となり得るのです。
奉仕事業の量や事業の華やかさで注目を得るのではなく、ロータリアン個々の日常の姿勢が注目を呼ぶ様でなければ真のロータリーとは言えないのです。


04本日のお客様:
ローターアクトクラブ会長 後藤 祐太様

 

 

 

 

 

 


出席報告:
在籍者数:47名 
出席者数:31名 
本日の出席率:68.88% 
事務局:〒290-0081 千葉県市原市五井中央西1-22-25 市原商工会議所2階
      TEL 0436(37)2545 FAX 0436(37)2546
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