市原中央ロータリークラブ週報      2015.5.19
第1293号

国際ロータリー第2790地区ガバナー 宇佐見 透
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 林 正弘
会 長:武田 勲
幹 事:鎗田 眞徳
例 会:毎週火曜日12時30分点鐘 五井グランドホテル

点 鐘:武田 勲会長
ソング:我等の生業
司 会:北島SAA
お客様:


例会内容44
 点鐘
 会長挨拶 武田勲会長
 幹事報告 鎗田眞徳幹事
 卓話
 出席報告
 点鐘 閉会
 委員会報告 



会長挨拶 :武田勲会長
 36
日本のロータリーの奨学金制度は、ロータリー財団、米山記念奨学会と東日本なしが日本大震災を受けて発足したロータリー希望の風奨学金と思っておりました。 しかし、それが全くの見識不足で、日本全国のロータリークラブの中で独自の奨学金制度を持ち運営しているクラブが多数あることを、今月号のロータリーの友で知りました。 設立の経緯は様々ですが主に青少年奉仕活動の一環として地域に密着した奉仕プロジェクトと位置付け、高校生、大学生、外国人留学生、海外派遣学生・若手研究者に返還義務のない奨学金を支給しております。奨学金制度もクラブ運営資金から、奨学金基金・公益財団法人へと充実・発展させているクラブもあります。6月にもその他のクラブが掲載されることなので楽しみです。 当クラブ実施は無理ですが、富士山吉原ロータリーの記事の結びで、奨学会事業がロータリーの精神、超我の奉仕の結実ということに感銘を受け紹介しました。まだ、この特集記事を読んでいない方は是非ご覧になることをお勧めします。



鎗田幹事長のあいさつ45

皆さんこんにちは、2つの連絡があります。1つは、次年度のロータリーの手帳が出来ました。帰りにお持ち帰り下さい。2つめは、ネパールの大震災による募金箱用意しております。地区委員会からのお願いで一人千円以上の協力をよろしくお願いします。



浅野ロータリー研修委員の卓話53

「原点回帰」
・宇佐美ガバナー:今年度の地区活動方針「原点回帰」
・武田会長:ロータリーの目的やロータリーの行動範囲を今一度考え・・会員一人ひとり
 がロータリーの魅力を語れる「原点回帰」に務める。
 草創期の歴史を辿ることにより、その形が見えてくる。
*1905(明38)ロータリークラブ結成、当時は会社経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が
       目に余る状況にあった。この風潮に耐えかね、公正な取引、親睦・相互扶
       助の場を作る。
*1907(明40)職業人の親睦エネルギーを高めて、世の為、人の為に力を傾注することを宣言。
*1910(明43)全米ロータリークラブ連合会を結成 ポールハリスが初代連合会会長
*1911(明44)ロータリーの二大標語の誕生。共に非公式ながら、ロータリーのモットーとなる。
      Ⅰ.アーサー・シェルドン:He divrofits Most Who Serves Best
       「最もよく奉仕するもの、最も報われる」
        ★シェルドンによる「奉仕」の哲学 「利己と利他を調和させる心の場」
自己中心的になり勝ちな心と、自己を抑制し、相手を思いやり、相手の立場
になって考えることが出来る心。この相反する心を調和させる心の修練の場。
不断の自己研鑚により、「奉仕」の心を会得し、これを、社会に適応していく
ためにロータリー運動があると説いた。
Ⅱ.ベンジャミンフランク・コリンズ:Service, not Self「超我の奉仕」
超我の奉仕」のイメージは「自分を犠牲にして他人に尽くせ」だが、本来の
意味するところは「人間の本能ともいえる
自分の利益だけに没頭するのではなく、自分の正当な利益だけを受け、先ずは、
奉仕せよ」ということ。
一方、実業の世界で苦労をしている一般的なロータリアンに、この考え方が実際
に適応出来るかとの疑問の声が挙がった。自分を否定したのでは奉仕にはならな
いのではないか?
討論の結果、1920年頃「Service, not Self」から「Service,Above Self」に変更。
*1920年(大9)東京ロータリー・クラブ誕生
*1921年(大10)フレディック・シェルドン「ロータリーの哲学」を国際大会で発表
*1922年(大22)国際ロータリーとなる。
*1923年(大12)「奉仕の実践に関する決議」23~34号をセントルイス国際大会で採決二大標語の
        理念がここに盛られている。
       「ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは、利己的な欲求と義
        務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情との間に常に存在する
        矛盾を和らげようとするものである。この哲学は一「超我の奉仕」一の哲学であり、
       「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」という実践理論に基づくものである。
*1927年(昭2)奉仕の4分類を提唱、決議
ロータリーは親睦に始まり、職業奉仕に目覚め、それが会社奉仕に展開、ついに国際奉仕の花を咲かせた。
(ロータリー入門書)
*1950年((昭25)デトロイト大会で、二大標語は正式にロータリー標語として採択された。
職業奉仕
*ロータリーの形:草創期の親睦、相互扶助から、職業論理の高揚を目指した論理集団に進展。
*ロータリー活動により奉仕の哲学を体得する。そこで、自己研鑚し、培われた奉仕の心をもって
職業生活の場で奉仕の実践をする。これが職業奉仕

社会奉仕
*自己の道徳水準を高め、各自の職業を通して社会に奉仕する。(ロータリーの網領第2項)

国際奉仕
*奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界進行によって、国際間の理解と親善平和を
推進すること。(ロータリーの網領第3項)
 
個人奉仕か、団体奉仕か(I Serve or We Serve)
*あくまで基本は、自己啓発活動と個人による奉仕の実践であり、ロータリーという組織が奉仕するの
ではない
 
文献
ロータリーのしおり:斉藤 博様
ROTARY Q&A :常泉 健一様

出席報告:
在籍者数:47名
出席者数:25名
本日の出席率:54.34%
事務局:〒290-0081 千葉県市原市五井中央西1-22-25 市原商工会議所2階
      TEL 0436(37)2545 FAX 0436(37)2546
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